バーチャルYouTuber (VTuber) 白上フブキ (所属:ホロライブ) は2022年 (令和4年) 3月5日の配信にて、同タレントの所属するVTuber事務所 ホロライブプロダクションの日本国内女性グループ「ホロライブ」における男性とのコラボレーションを巡り自身の見解を示しました。
ホロライブは2019年 (令和元年) 頃までは他社運営の事務所所属の男性VTuberなどとのコラボレーションを高頻度で行っておりましたが、いわゆる “アイドル路線” の打ち出しや 3・4期生の加入、海外人気の拡大を受け所属タレントのチャンネル登録者数や同時視聴者数 (同接数) が激増。今日においてVTuberグループ史上最大の規模に至っております。
一方で一部タレント (白上フブキ、夏色まつり、常闇トワなど) を除き男性とのコラボレーションを行うタレントが “アイドル路線” 前より激減したため、前述の成功体験を踏まえ意図的に男性との関わりを絶っているのではないかという見方が行われることもあります。
この度 白上フブキは配信に寄せられたスーパーチャット (投げ銭) コメント「殆どのホロライブメンバーは男性との配信を恐れていますか? (Are most holomen afraid streaming with male?)」について、以下のような返信を寄せております。
- 別にやりたいときにやる的な感じもあるが、そんなに絡みもないから急にコラボしたらどっちも気まずいというのもある。
- 向こうには向こうのファンの方がいるので (急にコラボ放送は) ちょっとやっぱり難しいところがある。
- 自分がやりたい方向性との兼ね合いな気がする。自分は (男女問わず楽しんでいきたいので) あまり気にしない。案件で男性がいることでNGですと言いたくない。それできっかけとかを潰したくない。
- ビジネスみたいな感じの考え。自分の活動方針的に関わっておきたいなって思うなら関わるだろうし、今のままで大丈夫かなってなったら関わる必要はないのでは。
なおこの件については他タレントも雑談やスーパーチャット読みなどで言及を行ってきており、同事務所の男性グループ「ホロスターズ」所属タレントも言及したことがございます。
男性コラボ禁止ではなく「自分の活動方針次第」か
白上フブキが「自分の活動方針次第」とした通り、ホロライブには現在も相手の性別を問わない活動を行うタレントがおり、更に同事務所のインドネシアグループ「ホロライブインドネシア (hololive-ID)」はホロスターズや他社所属タレントなどとのコラボレーションを頻繁に行っております。
英語圏グループ「ホロライブEnglish (hololive-EN)」の森カリオペ (Mori Calliope) もホロスターズの律可との楽曲を発表しており、またコラボレーション配信も行っております。
よって “一方的に「男性コラボ禁止」としているのではなく、あくまでタレント自身の活動方針に委ねられている” のではないかと推測されるところですが、果たして真相は—。
YouTube / Twitter / ホロライブプロダクション
(第2チーム/バーチャル・メタバース・VTuber・ボカロ・初音ミク情報)
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