世界経済フォーラムは2022年 (令和4年) 5月25日、スイスのダボスで開催の年次総会 (通称「ダボス会議」) にて、メタバースに関する官民国際連携の枠組み「バーチャル・グローバル・コラボレーション・ヴィレッジ (Virtual Global Collaboration Village)」を立ち上げたと発表しました。
この枠組みには米国メタ (Meta/旧 フェイスブック) など60以上の企業や機関が参加。国連やシンガポール政府、日本からは電通やソニー・インタラクティブエンタテインメントが名を連ねている模様です。
今回の枠組みではメタバースが普及した際の利益やリスクを含め、社会・経済への影響などを検証。利用者の安全性確保や規制などに関する議論を活発化させ、経済価値創出に繋げる狙いであるとしております。
本枠組みの設立にあたり、同フォーラムのクラウス・シュワブ (Klaus Schwab) 会長は「メタバースはグローバルなアジェンダ上の問題に集団的に取り組む目的で、人々、政府、企業、そして社会全体の考え方、仕事、相互作用、コミュニケーションの方法に影響を与えます。グローバル・コラボレーション・ビレッジは、世界経済フォーラムの公的民間プラットフォームと対面会議の延長線上にあり、よりオープンで、より持続的で、より包括的なプロセスを提供します」と述べております。
Davos 2022: WEF launches metaverse for strong public-private cooperation
Business Standard
時事通信
Would Economic Forum
(第2チーム/バーチャル・メタバース・VTuber・ボカロ・初音ミク情報)