ホロライブのカバー社に謝罪求める署名活動が開始 桐生ココ・赤井はあとへの処分撤回も

ホロライブのカバー社に謝罪求める署名活動が開始 桐生ココ・赤井はあとへの処分撤回も

香港支援チーム「黒いバウヒニア」は9月29日、バーチャルYouTuber (VTuber) 事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が台湾 (中華民国) を中国の一部地域であるとする中国共産党政府の「1つの中国」の原則を支持するとの声明を発表した一連の問題に関連して謹慎処分を受けた桐生ココ赤井はあとへの処分の撤回と、公式の謝罪を求める署名活動を開始しました。

ホロライブのカバー社に謝罪求める署名活動が開始 桐生ココ・赤井はあとへの処分撤回も

署名活動の趣旨

以下、署名活動ページ掲載の趣旨を引用いたします。

カバー株式会社に所属するユーチューバー、桐生ココさんと赤井はあとさんは先日、YouTube運営から提供された公式データをそのまま読み上げただけで、3週間もの謹慎処分を受けました。

なぜなら、「台湾を国として扱った」からです。

そのデータによると2人の動画を多くの台湾人が見ていたらしく、2人は「ランキング上位に台湾が入っている」という趣旨の発言をしました。当然それに何ら政治的意図はありません。しかし、この動画をミラー配信で見ていた中国人たちが一斉に「台湾を上位の国として扱った」と発言を曲解し、ネット上であからさまな脅迫を含む猛攻撃を加えました。

これだけならよくある中国人の炎上騒ぎで済んだでしょう。

ところが2人が所属するカバー株式会社は、2人に対し「ナショナリズムへの配慮に欠けた言動をした」として3週間もの謹慎処分を科したうえ、中国語で「一つの中国の原則、中華人民共和国の主権と領土の完全性を擁護し、中国国民の感情を尊重し今後同様の問題を起こさないようタレントへの教育管理を強化する」との声明を発表しました。

何度も言いますが、2人は何ら政治的な発言をしていません。YouTube運営から提供されたデータをそのまま読み上げただけです。台湾人の方が自分の動画を多く見てくれていたという事実に言及しただけで、「ナショナリズムへの配慮に欠けた」と断罪され、政治的な理由による処分を受けたのです。同時に、カバー株式会社が自らの抱えるタレントよりも中国共産党の利害を優先していることもはっきりしました。

このような状況に対し私たちは断固として抗議し、桐生ココさんと赤井はあとさんに科せられた不当な処分の即時撤回と、カバー株式会社による正式な謝罪を要求します。

香港メディア「蘋果日報」ホロライブのカバー社による “1つの中国” 政治的姿勢表明問題を報じる

中国共産党の機関紙「人民日報」ホロライブのカバー社 “1つの中国” 政治的姿勢表明問題を報じる

台湾メディア ホロライブのカバー社による “1つの中国” 政治的姿勢表明問題を報じる

ホロライブプロダクションの未来はどこにある カバー社 問われるVTuber事務所運営の資質

朝日新聞系ハフポスト ホロライブのカバー社の声明が日中で異なる理由について質問を行う

ホロライブのカバー社 中国向け声明で “1つの中国” 支持 政治的姿勢表明に非難相次ぐ

カバー株式会社は桐生ココさんと赤井はあとさんへの不当な処分を今すぐ撤回し、謝罪してください!

change.org

VTuberカテゴリの最新記事