政治団体「全国フェミニスト議員連盟」がバーチャルYouTuber (VTuber) 戸定梨香 (とじょうりんか／所属：VASE) 起用による千葉県警察の交通安全啓発動画の削除を要求した問題を巡り、同警察が同タレントの起用協定自体は有効であるとして今後の再起用の可能性を示唆していることが判明しました。
VTuber 戸定梨香は7月16日、千葉県警察 (松戸・松戸東警察) の交通安全啓発活動に協力することが決定。新型コロナウイルス (COVID-19) の影響を受ける中、非対面型のVTuberを起用することで松戸市及び市外に住む若い世代を中心に交通安全運動を広くPRしていくとしておりました。
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しかし8月26日、政治団体「全国フェミニスト連盟」が千葉県警察や千葉県宛等にVTuber 戸定梨香について「性的対象とするようなアニメキャラクター」であるとして啓発活動への採用に抗議する文書を送付。その後同タレント出演の啓発動画が削除されていたことが判明し、多方面から同団体への抗議が寄せられる事態へと発展。各種メディアの報道も相次ぐなど高い関心を集める問題へと至っております。
そしてこの度 よろず～ニュース (運営：神戸新聞社) が千葉県警察交通課の担当者に取材したところによりますと、「7月に結ばれた戸定梨香の起用協定自体は10月29日現在も有効であると考えている」として「情勢を見ながら効果的な交通安全につながるような形にしていきたい」との回答を得たことが判明いたしました。
またこの担当者は戸定梨香の衣装等について「性的なものとは考えておらず、不適切ではない」と改めて回答。全国フェミニスト議連の抗議が削除の理由となったことは認めつつも「議連の意見を正当なものとして受け入れたわけではない」と説明したとのことです。
同月28日には戸定梨香の所属するVTuberプロダクション「VASE」を運営するArt Stone Entertainmentの板倉節子代表と、本問題を巡り活動を行う東京都・太田区議会議員の おぎの稔 (荻野稔) 氏が都内で会見し、今日まで全国フェミニスト議員連盟側からの回答が得られていないことを発表。今後の同タレントの活動としてクラウドファンディングの資金による松戸市内のバスへのラッピング広告やラーメン店「中華蕎麦 とみ田」とのコラボレーションを予定していることが明かされました。
よろず～ニュース
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(第1チーム／ゲーム・任天堂・リアル・科学情報)
