“AVスプラ”参加のVTuber 時雨が謝罪 “アンチに虚勢”も皮肉な結果に

VTuber 時雨 (無所属) は2022年 (令和4年) 10月12日1時、自身が参加した任天堂のゲームソフト スプラトゥーン3によるコラボレーション配信 (通称”AVスプラ“) 及びそれに関するツイートに不適切な点があったとして謝罪を公開しました。

本配信は10月8日21時より木風公子主催により行われたもので、スプラトゥーン3のゲームモード「ナワバリバトル」で塗られたインクに背景透過を行い、アダルトビデオを流すというものとなっておりました。

任天堂及びYouTubeの規約違反である可能性が高く (同時期に任天堂主催によるイベント「Nintendo Live 2022」が開催されスプラトゥーン3の大会が行われた影響もあり)、多くの皆さんからの批判を招く事態へと発展しております。

VTuberによるスプラトゥーン3配信”AVスプラ”が物議任天堂・YouTubeの規約違反の可能性

“AVスプラ”参加の息根とめる演者／ボイスモデルが恐竜の着ぐるみ越しでの謝罪

“いいか、アンチ共。”と虚勢も…

この度謝罪を公開した時雨は当初、本配信に批判の声を寄せる皆さんに向けて以下のようなツイートを公開。他の参加者より謝罪の意思が示される中でも強気の姿勢を見せておりましたが、皮肉にもこうした虚勢が事態を悪化させる結果へとつながったものと思われます。

いいか、アンチ共。俺に誹謗中傷を送ろうがアンチコメを送ろうが、ブロックしようが、大抵のことは笑って許してやる。
だがな、今回協力頂いた企業様、出演者様に迷惑をかけるやつを俺は許さない。
嫌なかたはどうぞブロックしてくださいね。

今回の時雨の姿勢は、ある意味で「如何に世間の批判が強まろうとも、また任天堂やYouTubeより規約違反で訴えられるような事態へと発展しようとも貫き通す」覚悟であったのならば一定の評価が行われた可能性はあったのかもしれませんが、結果的に謝罪発表へ至ったことにより、皮肉にもそこまでのある種の信念あるものでも無かったことが判明したと言えることでしょう。