VTuber マヤ・プトゥリ (Maya Putri) に復活の兆しインドネシアのバーチャルシンガーの先駆け

インドネシアのバーチャルYouTuber (VTuber)／バーチャルシンガー マヤ・プトゥリ (Maya Putri／所属：SHINTA VR) に復活の兆しが見られることが分かりました。

マヤ・プトゥリはインドネシアのVR・ARコンテンツ制作企業「PT.CITRA WAHANA TEKNOLOGI (SHINTA VR)」が2018年 (平成30年) 8月より運用を開始したバーチャルシンガースタイルのVTuber。インドネシアと日本の楽曲の歌ってみた動画の投稿、デヴィ・スカルノ (デヴィ夫人) 氏とのコラボレーション、アニメイベントへの出演など、当時黎明期であったインドネシアのVTuber業界を立ち上げた1人として日本でも知られる存在となっておりました。

その後2020年 (令和2年) 6月に、事実上の無期限休止を発表する動画を公開。一方で動画では ”完全な引退” ではなく、今後の復活を目指していく考えも寄せておりました。

そして今年2月12日、これまで休止状態にあったYouTube公式チャンネルにて謎の動画を公開。この動画内には一瞬マヤ・プトゥリの姿が映っており、約1年8ヶ月の時を経て復活することをほのめかしているようにもうかがえます。更にこの度の反響を受け、チャンネル登録者数も同日より急激に増加している模様です。

インドネシアのVTuber業界はマヤ・プトゥリのデビュー以降急速に拡大。日本発に加え現地発のVTuberや企業も参入が相次ぎ、今日では日本、英語圏、中国に並ぶ重要な市場へと伸張しております。2月13日現在インドネシアで最大のチャンネル登録者数を持つ ムーナ・ホシノヴァ (所属：ホロライブID) は100万人の大台まであと約1万人となっており、同国初の登録者数100万人のVTuberタレントの誕生も目前に迫っている状況です。

復活の兆しを見せるマヤ・プトゥリが、今後どのような動きを見せるかが注目されます。