7月15日2時現在、バーチャルYouTuber (VTuber) 白上フブキ (所属:ホロライブプロダクション/ホロライブ) のYouTube公式チャンネル登録者数 (概数) が約69万9016人に到達し、電脳少女シロ (所属:アップランド/.LIVE) の約69万9000人を暫定的に上回ったことが分かりました。
なお15時現在には約70万人への到達が確認されており、白上フブキのチャンネル登録者数が正式に電脳少女シロを上回ることが確定しました。


バーチャルYouTuber (VTuber) チャンネル登録者数上位動向
(生中継/提供:miracle_xyz氏)

タレント名 | 所属など | 登録者数 (概数) | |
3 | ミライアカリ | 72万2921人 | |
4 | 白上フブキ | ホロライブ | 69万9016人 |
5 | 電脳少女シロ | .LIVE | 69万9000人 |
※チャンネル登録者数は概数
電脳少女シロは黎明期のVTuberムーブメントを支えたかつての “四天王” 4名 (キズナアイ/輝夜月/ミライアカリ/電脳少女シロ/※「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」は引退) の一角であり、今回の出来事により2年半近く続いたかつての “四天王” 4名がチャンネル登録者数を上位独占する時代が終わりを迎えた形となりました。
新世代 山を動かす
キズナアイをはじめとするかつての “四天王” は2017年 (平成29年) 末より始まったVTuberムーブメントの勢いにより、今後後発世代が追い抜く事は極めて困難であると思われるほどのチャンネル登録者数を獲得していました。
そしてこの4名がチャンネル登録者数の上位を独占する光景は2年半近くにわたりVTuber業界の見慣れた光景として定着していましたが、今回白上フブキが電脳少女シロの登録者数を上回ったことで “山が動いた” 形となりました。
今後もホロライブやにじさんじのVTuberを中心に、今回の白上フブキを新たな目標として (再生数や同接数だけでなくチャンネル登録者数においても) 躍進を目指す流れが生まれてくると予想されます。
VTuberから “YouTuber” としての次のステージへ
かつての “四天王” がチャンネル登録者数の上位を占める時代の終焉は、今回電脳少女シロの登録者数を上回った白上フブキが所属するホロライブや、同じく生放送配信スタイルをメインとするにじさんじといった新世代が「VTuber」としての枠をも飛び超え、かつての “四天王” がHIKAKIN氏などをはじめとする「YouTuber」として一目置かれていたものと同じリアルなステージへと踏み出す第一歩となるものとも期待されます。
これまでのホロライブやにじさんじといった新世代は限られた熱心なVTuber視聴者の枠内での話題性にとどまり、かつての “四天王” のようなリアルな一般の皆さんへの広がりが課題となっていましたが、今回の出来事にきっかけにこれまでの「VTuber」としての規模から「YouTuber」としてのより多くの皆さんを見据えた展開を行っていく第一歩としての自信を得た形となります。
今後は一般の皆さんへの認知度が高まることで、ムーブメントの新たなメインプレーヤーとして、これまで以上のメディア露出や社会的責任を負う立場になると考えられます。かつての “四天王” が運営上の問題等により表舞台から姿を消していったのと同じく、今後はホロライブやにじさんじといった新世代もシビアな視線や評価を向けられる立場となります。過去に浮き彫りとなった運営上の様々な問題を教訓とし、より多くの皆さんから支持される運営体制を築き上げていく必要があることでしょう。
新たな時代が、幕を開けます。

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