バーチャルYouTuber (VTuber) 桐生ココ (所属:ホロライブ) は2021年 (令和3年) 6月9日、7月1日20時より開催の卒業ライブをもってホロライブプロダクションの国内女性グループ ホロライブ を卒業すると発表しました。
なお卒業の理由については明らかにしておらず、公表出来ない事情が伴う様子であることを配信内で示唆しております。
またこれまでのホロライブにおける活動が記録されたYouTube公式チャンネルの動画は卒業後も維持されると発表 (メンバーシップ限定動画は卒業後3ヶ月をもって削除)。そしてこの度の卒業の件に関して、他のホロライブ所属タレントの配信内で取り上げることはやめて頂くよう注意も呼び掛けております。
2021年6月9日14時現在の 桐生ココのYouTube公式チャンネル登録者数は約118万人。正式に卒業または引退を表明したVTuberとしては過去最大のチャンネル登録者数を持つタレントとなります。
ホロライブプロダクション躍進のキーパーソン
桐生ココは2019年 (令和元年) 12月にホロライブの3期生としてデビュー。「人間の文化に興味を持ち、異世界から日本に語学留学中の子どものドラゴン。 仁義と任侠を重んじる正義感あふれるドラゴンで、気合で人間の姿を保っている。」というキャラクターで、日本語と英語を交えた独特なトークスタイルが人気を博しております。
ホロライブプロダクションをVTuber業界全体において躍進させるキーパーソンともなっており、同事務所の所属タレントによる配信内で起きた出来事などを平日朝6時より紹介する「あさココ」は同事務所の知名度及び、タレントの同時視聴者数・動画再生数・チャンネル登録者数を異例の躍進へと導く原動力となり、外国人視聴者の増加と後の英語圏向けグループ「ホロライブEnglish (hololive-EN)」設立への飛石ともなるなど、今日のホロライブプロダクション及び所属タレントだけでなく、VTuber業界にパラダイムシフトを巻き起こしたと言っても過言ではないでしょう。
一方で平日朝6時の生放送配信とそのための番組制作準備の過酷さ、2020年秋における中国からの悪質な荒らし行為への対応など、桐生ココの1年半あまりの活動は表の華やかさと裏の苦悩の両面をあわせ持った、短いながらも濃密、しかし決して後悔を覚えるようなものではない掛け替えのないものであったと考えられます。
桐生ココ はホロライブのメディアミックス企画「ホロライブ・オルタナティブ (HOLOLIVE ALTERNATIVE)」のアニメPVにも出演しているほか、前述の通り公式チャンネルも維持されることから、この度の卒業によって同グループから完全に存在自体が払拭される可能性は低いと思われます。
同事務所及び所属タレントをここまで牽引し、VTuber業界をも変えたドラゴンは、卒業後もホロライブ、VTuber業界全体の中で在り続けるでしょう。
カバー社のプレスリリース
カバー株式会社
卒業ライブ 開催概要
タイトル | 桐生ココ 卒業ライブ KIRYU COCO LAST LIVE at YouTube Coco Ch. |
日時 | 2021年 (令和3年) 7月1日 (木) 20:00~ |
場所 | 桐生ココ YouTube公式チャンネル Coco Ch. 桐生ココ |
配信内容 | 本ライブでは、同期や「ホロライブ」所属メンバーとの、これまでの出会いや思い出などをゲストを交えて振り返るトークコーナーや、思い出の楽曲を歌唱するライブコーナーなどで、感謝の気持ちを伝えてまいります。 |
PR TIMES
Coco Ch. 桐生ココ / 桐生ココ🐉@ホロライブ4期生 / 桐生ココ
YouTube / Twitter / ホロライブプロダクション
(P2y.jp 第2チーム)
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