VTuber 郡道美玲 にじさんじ“卒業”からまもなく1ヶ月 転生先とされる「毒ヶ衣ちなみ」の現状は…

VTuber 郡道美玲 にじさんじ“卒業”からまもなく1ヶ月 転生先とされる「毒ヶ衣ちなみ」の現状は…

VTuber 郡道美玲さんが、所属されていた にじさんじを“卒業”されてから、まもなく1ヶ月を迎えます。

郡道美玲 にじさんじ“卒業”までの経緯

ANYCOLOR株式会社は2023年 (令和5年) 6月19日、同社の運営する VTuberグループ にじさんじ所属タレント 郡道美玲さんが、6月21日をもって卒業すると発表しました。

郡道美玲さんは3月22日の ワールド・ベースボール・クラシック (WBC) の決勝試合中、自身のTwitter公式アカウントで「これ玉投げる人、強い人が立った時に頭か身体に投げちゃえば出場停止にできるんじゃないの?」と打者にデッドボールを与えることを提案する発言をツイート。これに対し「これは野球のルールを知らないという問題ではない」「人として倫理的に問題では」「ANYCOLOR社は所属タレントの誹謗中傷対策を主張する前に、そのタレントの教育を行うべきだ」などの批判が相次ぎました。

その後、ANYCOLOR社は3月23日、郡道さんを活動謹慎処分にすると発表。この処分は上記の“卒業”発表が行われた6月19日まで続いておりました。

また、郡道さんについては、過去にも問題があるとされる言動 (ファシズムを肯定する発言、VTuberはすぐ廃れるとする発言、大阪府バレーボール協会の横領金が VTuber事務所 ホロライブプロダクション所属タレントへのスーパーチャット (スパチャ/投げ銭) に使われた可能性を指摘する事実と異なる発言など) を行ってきたものの、ANYCOLOR社より目立った処分などが行われてこなかったとして、一部メディアや、所謂まとめサイト、暴露系YouTuberなどが「ANYCOLOR社から手厚く優遇されている」などと批判の矛先を向けている様子もうかがえました。

更に、郡道さんが自身のメンバー限定配信内で、所謂「青い鯨」行為を行っていた疑いがあるとする情報も拡散しておりました。

こうした経緯より、ANYCOLOR社による 郡道美玲さんの“卒業”発表は、当初のWBCを巡る問題発言、前述したような「過去の問題ある言動や疑惑」に加え、卒業後直ちに SNSが非公開とされたことなどから、少なくとも円満卒業ではなく、ほぼ契約解除に近いのではないかとの見方も、視聴者・ファンの皆様により推測されました。

郡道美玲さんの最後の配信は、6月21日23時に実施されました。

転生先とされる「毒ヶ衣ちなみ」の現状は

VTuber 郡道美玲の元演者/ボイスモデルとされる人物「毒ヶ衣ちなみ」の名前で活動へ
画像引用元:Twitter

郡道美玲さんの“卒業”から4日後の6月25日、郡道さんの元演者/ボイスモデル (通称“中の人”) とされる人物が、同日22時より新人VTuberとしての“初配信”を行うと告知。配信内で「毒ヶ衣ちなみ (どくがいちなみ)」の名前で活動を開始することを発表しました。

毒ヶ衣さんは配信内にて、自身のキャラクターデザインを公開。教師キャラクターであった 郡道さんのイメージを思い起こさせるような「博士キャラクター」であることがうかがえました。

更に配信内では、毒ヶ衣ちなみモデルでの配信は10月頃を予定していること (後に11月予定に変更)。“中の人出る系VTuber”として、顔出しによる実写配信も近い将来予定していること。配信内容として、ASMR、旅行、麻雀、ゲームを予定していることなどが発表されました。

なお、毒ヶ衣ちなみモデルでの配信開始は11月予定となっておりますが、早くも高い配信意欲を見せられており、麻雀配信を中心にほぼ連日配信を続けられるなど、卒業・転生時のブランクによる視聴者・ファンの流出を最小限にとどめるような試みもうかがえます。チャンネル登録者数も約9万5800人 (7月17日7時現在) を記録しております。

にじさんじ所属時代の 郡道美玲さんの様々な言動への批判は、企業運営の事務所・グループに所属されていたことが大きな理由とされております。そして、個人タレントとしての 毒ヶ衣ちなみさんの今後の言動は、全て自身の責任になってくると考えられるだけに、今後どのようなスタイルで活動を行っていくかが注目されることでしょう。

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(P2y.jp 管理代表者「2号さん (仮)」/バーチャル・メタバース・VTuber情報)

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