「木村花のように…」VTuber・二次創作制作者への脅迫 過激化の危惧 当事者双方が自制呼び掛け

「木村花のように…」VTuber・二次創作制作者への脅迫 過激化の危惧 当事者双方が自制呼び掛け

バーチャルYouTuber (VTuber) さくらみこ (所属:ホロライブ) と宝鐘マリン (同上) が「生放送配信中における一部不適切な言動」に関してTwitter公式アカウントにお詫びを掲載したことを巡り、両者及び該当二次創作制作者に脅迫・誹謗中傷と見られる返信 (一部は削除済み) が寄せられていることに危惧が高まっております。

「木村花のように…」VTuber・二次創作制作者への批判 脅迫化・過激化の危惧 当事者が自制呼び掛け
さくらみこのTwitter公式アカウントに寄せられた返信 (現在は削除済み)

これらを受け、さくらみこと二次創作制作者は3月31日に改めて声明を発表。双方にて話し合いが行われており解決へと向かっていることや、双方のファンによる脅迫・誹謗中傷行為を自制するよう呼び掛けております。

https://twitter.com/sakuramiko35/statuses/1377214292668280832?s=19

本件は3月28日に行われた さくらみこと宝鐘マリンによるコラボレーション生放送配信を受けてのもので、配信内における「ある二次創作物に関する取り扱い」を巡り賛否の声が寄せられていたことを受け、それらへの賛否及び批判を過度に逸脱したVTuberタレントへの脅迫・誹謗中傷や、該当VTuberのファンによるものと考えられる二次創作制作者に対する過度な批判など、当事者間を離れての応酬が深刻化していることを受けてのものと考えられます。

VTuberタレント及びそれを取り巻く方々に対する脅迫・誹謗中傷行為はタレントや所属事務所・グループに限らず度々問題となっており、過去には活動休止を余儀なくされた方もおります。近年は桐生ココ (所属:ホロライブ) に対する中国からの脅迫・誹謗中傷など、国境を越えた事態へと発展する事例もございます。

ネット上の誹謗中傷による影響はアニメーターの庵野秀明さんもNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」内で明かしており、最悪の結果へと至ってしまったプロレスラー 木村花さんの悲劇以降も現代における社会問題として多くの皆さんに問いかけます。

タレント本人・当事者の行為に対する正当な批評を過度に逸脱した脅迫や、命を落としかねない行為を幇助する誹謗中傷は許されるものではなく、VTuber業界においてもホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社やにじさんじを運営するいちから株式会社などの大手事務所・グループが対策を打ち出しているものの、この度の事例のように依然抜本的な問題解消は難しい状況にあるのが現状となっております。今後の更なる対策強化とファンの皆さんなどに対する地道な啓発が求められるところでしょう。

(P2y.jp 第2チーム)

VTuber さくらみこ・宝鐘マリン 生放送配信中の一部不適切な言動を謝罪

Marine Ch. 宝鐘マリン / 宝鐘マリン🏴‍☠️@ホロライブ3期生 / 宝鐘マリン

Miko Ch. さくらみこ / さくらみこ / さくらみこ

YouTube / Twitter / ホロライブプロダクション

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