ロシアによるウクライナへの侵攻という緊迫する国際情勢は、世界中の視聴者・ファンを集めるバーチャルYouTuber (VTuber) 業界にも少しずつ影響を及ぼしてきている模様です。
この度 獅白ぼたん (所属：ホロライブ) の配信で行われたコメントにて「私の国が国際銀行決済システムから切り離される可能性がある。だから、最新のスーパーチャットを発信しているかもしれません (最後のスーパーチャットになるかもしれないという意味の可能性)」という内容のロシア人視聴者による2000ルーブル (約2,757円) のスーパーチャット (投げ銭) が見られ、反響を呼んでいたことが分かりました。
2月26日現在、米国は国際銀行間通信協会 (SWIFT) の国際決済ネットワークよりロシアの金融機関を排除する経済制裁の検討を行っている模様であり、今後の行方によっては西側諸国 (自由・民主主義陣営) に属する日本発の配信や米国のプラットフォームであるYouTubeに対して一般のロシア人視聴者 (自国のウクライナ侵攻に反対する個人のロシア人など) がスーパーチャットなどを行えなくなる可能性が浮上する可能性も考えられます。
獅白ぼたんはロシア人視聴者を多く抱える数少ないタレントであり、この度投稿されたコメントは現在の国際情勢がVTuber業界にも少しずつ影響を及ぼし始めていることをうかがわせるものとなっております。
今後は視聴者だけでなくロシア発のVTuberなど、活動そのものに影響を与えるタレントが現れることも懸念されることでしょう。
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(第2チーム／バーチャル・メタバース・VTuber・ボカロ・初音ミク情報)
