トヨタ新型クラウンはセダンではなくSUVかベストカー報道

自動車情報誌ベストカー公式サイト「ベストカーWeb」は2022年 (令和4年) 2月10日、トヨタ自動車の高級セダン クラウンの新型が従来のセダンからSUV (スポーツ・ユーティリティ・ビークル) に近い車体になるとのことです。

ベストカーWebによると、トヨタからディーラー (販売店) 向けに送付されたスケジュールによりクラウンのモデルチェンジが判明。現行型のオーダーストップは3月14日になるとのことです。

更に販売店筋からの情報によると、新型クラウンはマイナーチェンジではなくフルモデルチェンジであり、現行セダンのボディラインは残しつつもリフトアップされ車高を高めたSUVに近い見た目になるとのこと。パワートレインはハイブリッドを基軸に、駆動方式は全てAWD (All Wheel Drive／全輪駆動) になるとも報じております。

また先代クラウンまで存在した上位車種「クラウンマジェスタ」の後継車種の登場も確定的であるとしております。

クラウンは日本の自動車史上において長い歴史を持つ特別な車であり、「いつからクラウン」のCMキャッチコピーに代表されるように憧れの存在と見られてきた歴史もあります。子供の頃に父親の運転するクラウンやマークⅡで家族と出掛けたという思い出を抱いている方も少なくないことでしょう。しかし近年は社会や価値観の変化に伴い国産セダンが相次いで姿を消しており、クラウンも例外ではなくユーザー層の若返りを視野にしつつも苦戦している現行型の販売動向を踏まえての方針転換が行われようとしているものと考えられるでしょう。