この度、東京オリンピック (東京五輪/2020) の開催式にマリオなどが登場する予定であった可能性があることが判明しました。
7月23日20時より行われた東京五輪の開会式は選手入場時にゲーム音楽が多数採用されたのをはじめ、堅実な演出内容が概ね評価されている模様ですが、当初はマリオなどが登場する演出が予定されていた可能性があることが4月の週刊文春の報道により判明しております。
文春オンライン
この “幻” の開会式案は当時開会式の執行責任者を務めていた振付演出家 MIKIKO氏 (後に交代) によるもので、プレゼン資料からは2020年 (令和2年) の東京五輪開催を予言していたとされる「AKIRA」の主人公が乗る “金田バイク” が登場し “2020年のネオ東京” がプロジェクションマッピングで描かれるものであったとのこと。更にその後ドット絵のマリオなどが競技を説明するといった内容が考えられていたとのことです。
週刊文春によると、このMIKIKO氏による開会式案はIOC (国際オリンピック委員会) によるプレゼンテーションにて称賛を受けていたものの、5月11日に広告代理店・電通の代表取締役から責任者の交代を通告され、該当の開会式案も日の目を見ることなくお蔵入りになったとのことです。
この度のMIKIKO氏の交代及び、当初の開会式案のお蔵入りの可能性については週刊文春以外で目立った報道は見られず、実際の真偽については不明となっております。こうした経緯はMAKIKO氏が所謂 “内部政治” に敗れた結果、またはコロナ禍における開会式演出の見直しに伴うものであるとする見方も考えられますが、仮にMIKIKO氏が関係各位の圧力によって責任者を交代させられたとする推測が事実であったとしても、この度の開会式と全く同じ演出となっていたのかどうかは現時点では分からないところでしょう。
(P2y.jp 第1チーム)
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