ときのそら チャンネル登録者数100万人が間近 黎明期VTuber4名除く2017年世代初の快挙に王手

バーチャルYouTuber (VTuber) ときのそら (所属:ホロライブ/レーベル:ビクターエンタテインメント) は2022年 (令和4年) 7月13日現在、YouTube公式チャンネル登録者数が99万人を記録。100万人の大台達成が近づいていることが分かりました。

SoraCh. ときのそらチャンネル
© 2016 COVER Corp.

今回 ときのそらがチャンネル登録者数100万人を達成した場合、それまでのVTuberタレントとはまた異なる”大きな意味”を持つこととなります。

黎明期4名を除く2017年デビュー世代初の100万人到達

ときのそらは2017年 (平成29年) 9月7日にVTuberとしてデビュー。当時は ホロライブプロダクションは存在せずカバー社所属のバーチャルアイドルタレントとして活動していたものの、この時主流であった3DCGによる投稿動画ではなく最初から生放送配信をメインとするなどの先見性を備えておりました。

一方で当時は黎明期のVTuberムーブメントを牽引していたタレント4名 (キズナアイ/輝夜月/ミライアカリ/電脳少女シロ) があまりにも強かったため、デビュー後すぐ注目されなかった事や、いわゆる“四天王”には選ばれなかった事から不遇さを指摘する見方もありました。初配信の視聴者数が13名であったことは今も語り草となっております。

そして ときのそらは2017年末の配信にて注目を集めることに。視聴者から教わった「止まるんじゃねえぞ…」という言葉は後のホロライブの方向性ともリンクし、2020年 (令和2年) 1月開催のライブイベントの名称「ノンストップ・ストーリー」や公式ハッシュタグ「#とまらないホロライブ」へも繋がっていくことになり、ときのそら自身も ホロライブプロダクションを象徴するタレントとして大きく成長していきました。

ときのそら「止まるんじゃねえぞ…」(画像:KAI-YOU)
ときのそら「止まるんじゃねえぞ…」(画像:KAI-YOU)
© 2016 COVER Corp.

よって今回 ときのそらがチャンネル登録者数100万人を達成した場合、前述の黎明期のVTuber業界を牽引した4名以外の2017年デビュー世代では初の快挙となることを意味します。これは ときのそらや ホロライブプロダクションだけにとどまらず、VTuber業界全体にとってもきわめて大きな意味を持つことになるでしょう。

ホロライブプロダクションの顔としての大台達成

今日の ときのそらは、VTuber業界にて最大手の一角を占める ホロライブプロダクションの顔という立場も担っております。

後輩となる67名 (2022年7月13日現在) もの国内外のタレントを率いる立場であり、そのうちの30名 (同上) が100万人以上のチャンネル登録者数を記録するなど、まさに大手事務所・グループの顔としての重責を担うまでに至っております。

一方で ときのそらの活動スタイルはデビュー当時から一貫して正統派アイドルとしての路線であり、様々なタレント性を前面に押し出す個性的な後輩達と比べてやや陰が薄くなりがちなのは否定し難いものがあります。しかし ときのそらが正統派のスタイルを貫き通すことこそが後輩のホロメン (ホロライブプロダクション所属タレント) の個性を際立たせることに繋がっており、彼女という存在があってこそ ホロライブプロダクションという事務所・グループが続いているという事実があります。たとえチャンネル登録者数で1位ではなくても、これまで積み重ねてきた”物語”から「ホロライブプロダクションの顔は ときのそらである」というホロメンや視聴者・ファンの皆さんからのコンセンサスが今日まで確かにあるのです。

その上で今回 ときのそらがチャンネル登録者数100万人を達成する意味は、ホロライブプロダクション及びカバー社にとってきわめて大きな意味を持つことになるでしょう。

VTuber チャンネル登録者数100万人記録

タレント名所属記録日
キズナアイキズナアイ
株式会社
2017年 (平成29年)
12月17日
輝夜月VIC2019年 (令和元年)
10月8日
がうる・ぐら
(Gawr Gura)
ホロライブ
English
(holoMyth)
2020年 (令和2年)
10月22日
戌神ころねホロライブ
(ゲーマーズ)
2020年 (令和2年)
11月1日
白上フブキホロライブ
(1期生/
ゲーマーズ)
2020年 (令和2年)
11月5日
兎田ぺこらホロライブ
(3期生)
2020年 (令和2年)
12月4日
ニャターシャ・
ニャンナーズ
(Nyatasha
Nyanners)
VShojo2021年 (令和3年)
1月3日
湊あくあホロライブ
(2期生)
2021年 (令和3年)
1月13日
宝鐘マリンホロライブ
(3期生)
2021年 (令和3年)
1月18日
森カリオペ
(Mori Calliope)
ホロライブ
English
(holoMyth)
2021年 (令和3年)
1月25日
赤井はあとホロライブ
(1期生)
2021年 (令和3年)
2月10日
ワトソン・
アメリア
(Watson Amelia)
ホロライブ
English
(holoMyth)
2021年 (令和3年)
2月11日
桐生ココ
[注1]
ホロライブ
(4期生)
2021年 (令和3年)
2月17日
潤羽るしあ
[注2]
ホロライブ
(3期生)
2021年 (令和3年)
3月3日
白銀ノエルホロライブ
(3期生)
2021年 (令和3年)
4月12日
猫又おかゆホロライブ
(ゲーマーズ)
2021年 (令和3年)
4月17日
さくらみこホロライブ
(0期生)
2021年 (令和3年)
4月30日
一伊那尓栖
(Ninomae Ina’nis)
ホロライブ
English
(holoMyth)
2021年 (令和3年)
5月28日
小鳥遊キアラ
(Takanashi Kiara)
ホロライブEnglish
(holoMyth)
2021年 (令和3年)
5月30日
夏色まつりホロライブ
(1期生)
2021年 (令和3年)
6月1日
星街すいせいホロライブ
(0期生)
2021年 (令和3年)
6月26日
大空スバルホロライブ
(2期生)
2021年 (令和3年)
7月2日
百鬼あやめホロライブ
(2期生)
2021年 (令和3年)
7月8日
角巻わためホロライブ
(4期生)
2021年 (令和3年)
7月17日
天音かなたホロライブ
(4期生)
2021年 (令和3年)
7月27日
葛葉にじさんじ2021年 (令和3年)
9月2日
獅白ぼたんホロライブ
(5期生)
2021年 (令和3年)
10月16日
ムーナ・ホシノヴァ
(Moona Hoshinova)
ホロライブ
インドネシア
(1期生)
2022年 (令和4年)
2月22日
Gibpuri無所属不明
(確認:3月19日)
TFMJonny無所属不明
(確認:3月19日)
クレイジー・オリー
(Kureiji Ollie)
ホロライブ
インドネシア
(2期生)
2022年 (令和4年)
3月24日
常闇トワホロライブ
(4期生)
2022年 (令和4年)
4月3日
紫咲シオンホロライブ
(2期生)
2022年 (令和4年)
4月10日
にじさんじ2022年 (令和4年)
5月14日
雪花ラミィホロライブ
(5期生)
2022年 (令和4年)
5月21日
壱百満天原サロメにじさんじ2022年 (令和4年)
6月7日
大神ミオホロライブ
(ゲーマーズ)
2022年 (令和4年)
6月7日
こぼ・かなえる
(Kobo Kanaeru)
ホロライブ
インドネシア
(3期生)
2022年 (令和4年)
7月10日
HettoOWOZU2022年 (令和4年)
7月10日
[注1] 桐生ココは2021年7月1日にグループ「ホロライブ」を卒業
[注2] 潤羽るしあは2022年3月24日に「ホロライブプロダクション」より契約解除
https://twitter.com/tokino_sora/statuses/1547071380398944256?t=Qr36enmbdabcCQJk_NKGbQ

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(第2チーム/バーチャル・メタバース・VTuber・ボカロ・初音ミク情報)

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