博衣こよりさんに見るVTuber活動の本質 “頑張っている人を応援したい”というアイドル性

博衣こよりさんに見るVTuber活動の本質 “頑張っている人を応援したい”というアイドル性

VTuber 博衣こより (所属:ホロライブ) さん。

それは2022年(令和4年) に、特に人気を拡大したタレントの1人です。

博衣こより Hakui Koyori
博衣こよりさん
画像引用元:プレスリリース
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博衣さんは誰よりも緻密かつ、圧倒されるデビュー初配信を行い、その後誰よりも高い頻度で配信を行い、一方で完璧ではない側面も包み隠さず、目に見えるか否かを問わず毎日頑張っており、その独特な顔文字 (ᐡ o̴̶̷̤ ﻌ o̴̶̷̤ ᐡ) とともにネット上において人気を集めるに至っています。

それまでVTuberを忌避していた人からも一目置かれる 博衣こよりさんの魅力と、そこから見える本質に迫ってみます。

衝撃のデビューと、その後の“自己反省”

博衣さんは2021年 (令和3年) 11月26日、ホロライブ6期生《秘密結社holoX》よりデビュー。「研究者。メンバーの面倒を見ながら、人間観察も行っている。研究熱心、好奇心旺盛で、他人のリアクション見たさから、つい悪戯をしてしまうことも。自称holoXの頭脳。しかし、その知識には偏りがあるようだ」というキャラクターで、デザインは ももこ (@momoco_haru) さんが担当しています。

彼女はTwitter公式アカウントが凍結されるトラブルに見舞われながらも、11月28日21時にデビュー初配信を実施。しっかり準備したことがうかがえる緻密かつ圧倒される内容は衝撃を持って受け入れられ、同時視聴者数 (同接数) にて同事務所のデビュー配信史上最大となる約18万772人を記録しています。

更に博衣さんはこの半年後に、本デビュー配信を振り返り、問題点などを挙げる配信を実施。実力以上に見られた面もあるとはいえ、過去の配信を振り返って自己反省出来る姿勢は、視聴者・ファンの皆さんに好意的に受け入れられました。

高頻度の配信から伝わる「頑張り」

博衣さんの特徴として真っ先に挙げられるのは、「高頻度の配信」を行っていることです。

ほぼ毎日の配信、しかも1日2回 (日によっては3回も!)。驚異的バイタリティー。「VTuberは配信活動が命」と言わんばかりのそれは、否が応でも“ものすごく頑張っている”印象を多くの視聴者・ファンの皆様に与えます。

毎週火曜日の朝7時からの「朝こよ!」は、博衣さんを初めてチェックするのに最適かつ、ホロライブプロダクション全体の動向も確認出来る看板配信。こうした配信が準備だけでも相当の時間を要するのは想像に難くないにもかかわらず、今日まで続けておられるのは本当に素晴らしいことだと言えるでしょう。

そして、あえて自身が苦手とする配信も積極的に行っていく姿勢。ELDEN RING (エルデンリング)、SEKIROといった高難易度なアクションゲームに挑み、くじけそうになりながらもクリアへ向けて頑張る姿は、自ずと応援せずにはいられないでしょう。

VTuberを忌避している人ほど見てほしい

博衣こよりさんは完璧ではない1面も隠さず、ありのままを配信で見せてくれます。その多くの配信では「助手君 (ファンの皆様)」とともに成長していくストーリーが奏でられています。

そして、その姿勢は“頑張っている人を応援したい”というアイドル性を生み出します。

最初は冷やかしだったかもしれない。ひょっとしたらVTuber自体を忌避していたかもしれない。そうした人もいつの間にか魅了してしまうような不思議な魅力を持っている。そこにはVTuber活動の本質をも見え隠れするようです。

ネット上では博衣さんの配信をきっかけに、VTuberへの偏見を見直したという意見も目にします。もしVTuberを忌避している人がいたら、博衣さんの頑張りが現れた配信をおすすめしてみてはいかがでしょうか。

Koyori ch. 博衣こより – holoX – / 博衣こより☠️ホロライブ6期生 / 博衣こより

YouTube / Twitter / ホロライブ

(P2y.jp 管理代表者「2号さん (仮)」/バーチャル・メタバース・VTuber情報)

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