台湾財政部 (財務省) は4月の日本向け輸出額が19億7000万米ドル (約2,115億円／前年同月比21.5%増) に達し、4月単月として過去最高を更新したと発表しました。任天堂のゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」の好調により半導体メモリー受注が増加したことが挙げられています。
台湾の4月の輸出総額は252億4000万ドル (約2兆7100億円／前年比1.3%減)。新型コロナウイルス感染症 (武漢肺炎／COVID-19) の影響により欧米・東南アジアへの輸出が落ち込む一方、日本・中国・香港への輸出が増加。日本向けでは電子部品が前年同月比40.5％増、情報通信・視聴関連が18.5％増になったとのことです。
Nintendo Switchに使われる半導体メモリー (ROM) の主要供給元である旺宏電子 (Macronix／マクロニクス) は4月の営業利益が前年同期比64.4％増の34億2800万台湾元 (約124億円／同月過去最大) に達したと発表。同国の対日輸出額を押し上げる要素になりました。
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