この度、一部の所謂まとめサイトにて、ANYCOLOR株式会社の運営する VTuberグループ にじさんじが夏期に開催する企画配信「にじさんじ甲子園」の視聴者数と、コメント及び評価数に乖離が見られるなどとする記事が公開。閲覧者の皆様を煽動していることが確認されました。
本件については一部の所謂「まとめサイト」が、タレントや所属事務所・グループへの誹謗中傷及び、視聴者・閲覧者を煽動する記事を公開しております。
本件については本記事だけでなく、必ずタレント本人や所属事務所・グループ・企業が発信している1次情報をご確認頂き、悪質な情報発信や誹謗中傷を見かけましたら各企業のお問い合わせ先に通報頂けますよう宜しくお願いいたします。
ANYCOLOR株式会社

「にじさんじ甲子園」は、VTuberグループ にじさんじが 株式会社コナミデジタルエンタテインメントのゲームソフト「パワフルプロ野球」シリーズを用いて開催される夏期の企画配信。例年多くの皆様が視聴される、VTuber業界における大型イベントの1つとなっております。
今回、一部まとめサイトは、この にじさんじ甲子園の視聴者数に対して、配信に寄せられたチャットへのコメント数や 高評価数 (いいね数) に乖離が見られるのではないかとする指摘を掲載。今年2023年 (令和5年) と昨年2022年 (令和4年) の「ドラフト会議」配信の視聴者数・コメント数・評価数といったデータを比較し、あたかも“視聴者数のみが不自然に伸びているかのような印象操作”を行っております。
配信 | 最大同時視聴者数 (同接数) | チャット投稿者数 コメント数 | 高評価数 |
2023年 | 20万9736人 | 1万5885人 10万8087件 | 4万7713人 |
2022年 | 16万3857人 | 1万6384人 12万4902人 | 5万4792人 |
上記まとめサイトは、これらのデータをもって「視聴者数以外が前年より減少している一方で、視聴者数のみが“不自然に増加している”」との印象操作に当たる記事や、そうした指摘を煽るような記事を公開しております。
更に、これらに乗じて、同時期に配信された同グループの別企画の配信に対して「にじさんじ甲子園の配信に寄せられたコメント数及び高評価数は、視聴者数に対し不自然に少ない」とする指摘を行う者や、更には同グループが何らかの手心を加えているのではないかとの、同グループ及び ANYCOLOR社に対する名誉毀損や誹謗中傷に当たる可能性のある“証拠なき疑い”を向ける者も出現している模様です。
配信 | 最大同時視聴者数 (同接数) | チャット投稿者数 コメント数 | 高評価数 |
第1回にじさんじバレーボール最高ペア選手権大会 (レイン・パターソンさん) | 5万3343人 | 6722人 8万5609人 | 1万7282人 |
にじさんじ甲子園 (ニュイ・ソシエールさん) | 7万4248人 | 7441人 12万9847人 | 7472人 |
にじさんじ甲子園 (樋口楓さん) | 8万2483人 | 5783人 5万9612人 | 8555人 |
にじさんじ甲子園 (渡会雲雀さん) | 6万5970人 | 7491人 6万251人 | 7965人 |
データ引用元:ぶいらび/VSTATS
これらデータ上の指摘は、限定的なデータの比較にとどまるものであり、現時点においてはいずれも憶測の域を出ないものとなります。
更に、同グループ及び同社が何らかの手心を加えているのではないかとの“証拠なき疑い”は、確固たる証拠が存在しない以上、同グループ及び同社があたかも情報操作を行っているかのような印象を与えかねない悪質な名誉毀損や誹謗中傷に当たる可能性があることは言うまでもないでしょう。
なお、こうした一部まとめサイトは、過去に同グループ及び同社が“ネット工作”を行っている等とするデマを流布している過去もございます。
一部まとめサイト にじさんじ・ANYCOLOR社への“攻撃”強める背景
にじさんじを運営する ANYCOLOR社は2022年 (令和4年) 12月5日、ホロライブプロダクションを運営する カバー株式会社と共同声明を公開。所属タレントへの誹謗中傷対策において両社で提携すると発表しております。
一方、現実には にじさんじ及び ANYCOLOR社に対する批判的論調の記事が、一部まとめサイトを中心に相次いで公開されているのが現実となっております。
今日、一部まとめサイトが同グループ及び同社への“攻撃”を強める背景には、近年の同グループにおいて炎上や不祥事、卒業・引退事例が目立つ現状を受け、これに「自ら誹謗中傷を誘引している問題を正す前に、外にのみ頻りに誹謗中傷対策等を主張してくるのは如何なものか」との不満を抱えている一部視聴者・ファンの皆様が存在することを逆手に利用したアクセス数目的のものであることが考えられます。
更に、海外において、同社が著作権侵害を理由に警告したゴシップ系VTuber FalseEyeD (所属:Mythic Talent) さんを相手に事実上敗れる事例が生まれたことも影響しているものと考えられるでしょう。
ANYCOLOR社は2022年12月5日、ホロライブプロダクションを運営する カバー株式会社と共同声明を公開し、所属タレントへの誹謗中傷対策において両社で提携すると発表。更に、6月28日には、一般社団法人クリエイターエコノミー協会主催の「誹謗中傷対策検討会」に両社の参画が発表されております。改めて本記事だけでなく、必ずタレント本人や所属事務所・グループ・企業が発信している1次情報をご確認頂き、悪質な情報発信や誹謗中傷を見かけましたら前述のお問い合わせ先に通報頂けますよう宜しくお願いいたします。
P2y.jp
(P2y.jp 管理代表者「2号さん (仮)」/バーチャル・メタバース・VTuber情報)
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