世界最大のゲーム販売店「GameStop」は3月9日 (現地時間)、元米国任天堂社長のレジー (レジナルド・フィサメイ／Reginald Fils-Aime) 氏を取締役の1人に任命したと発表しました。
GameStopは今回「継続的なビジネス変革を推進するコーポレートガバナンスの強化」を目的としてレジー氏、サイモン (William “Bill” Simon) 氏、ジェームズ (James “J.K.” Symancyk) 氏の3名を取締役に任命しました。サイモン氏とジェームズ氏は即日より、レジー氏は4月20日より取締役に就任します。
同社CEOのジョージ・シャーマン氏は「本日発表された取締役会の刷新とガバナンス強化は、長期的な成功のために会社のビジネス戦略を進化させ続けるGameStopの変革における重要な一里塚 (マイルストーン) です。私達はレジー、ビル、J.Kを取締役会へ歓迎します。彼らはそれぞれきわめて適格であり、私達の改革に重要かつ関連性のある経験をもたらします。進化するゲーム環境と小売環境をナビゲートし、戦略イニシアチブを実行し、今年後半の次世代ゲーム機発売に関する価値創造を最大化するために会社を準備するときに、専門知識と視点からすぐに利益を得ることを楽しみにしています」との声明を発表しました。
GameStopは昨今のゲーム販売専門店迫っている環境変化により米国国内店舗の大量閉店を余儀なくされるなど業績不振に苦しんでおり、今回のレジー氏をはじめとする3名の取締役への任命は事業立て直しに向けた一環であると考えられます。
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