中国共産党系の機関紙「人民日報」とその系列紙「環球時報」は9月29日、バーチャルYouTuber (VTuber) 事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が台湾 (中華民国) を中国の一部地域であるとする中国共産党政府の「1つの中国」の原則を支持するとの声明を発表した一連の問題についてネットニュースで報道しました。
記事では9月28日に日本のTwitterで「1つの中国」のトレンドが急上昇した事を紹介。桐生ココと赤井はあとが生放送配信にて台湾を「国」と呼称した事で多くのネットユーザーが不満と抗議を表明し、その後カバー社が謝罪及び「1つの中国」主義への支持を表明したと報じています。
今回のカバー社による「1つの中国」への支持表明に関する問題が中国共産党の機関紙である「人民日報」で報じられた事実は極めて深刻であると考えられ、今後中国政府・中国共産党が同社の「1つの中国」支持表明を国際社会における政治的宣伝の1つとして利用する可能性や懸念が浮上した事を示唆するものとなります。
台湾メディア ホロライブのカバー社による “1つの中国” 政治的姿勢表明問題を報じる
ホロライブプロダクションの未来はどこにある カバー社 問われるVTuber事務所運営の資質
人民日報
環球時報
嗅ぎつけるの速いな…