パジェロ 国内販売終了へ

三菱自動車は本格クロスカントリー四駆自動車「パジェロ」の国内販売を終了します。

パジェロ
二代目「パジェロ」

パジェロは三菱自動車が1982年 (昭和57年) より販売を開始した、悪路走破性に優れた本格クロスカントリー四駆自動車。1991年 (平成3年) 発売の二代目は大ヒットを記録し、四駆自動車に乗ってウィンタースポーツなどのアウトドアレジャーを愉しむRVブーム (レクリエーショナル・ビークル ブーム) を巻き起こした伝説的一台としても知られています。

自動車ユーザー以外の一般の人々には、TBS系列で放送されていたバラエティー番組「関口宏の東京フレンドパーク」のダーツの景品および「パ!ジェ!ロ!!パ!ジェ!ロ!!」という掛け声を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

後には弟分である軽仕様のパジェロミニもデビュー。走破性を実用十分な範囲に留め街乗りでの快適性に重点を置いた仕様は当時モデル末期にあった二代目ジムニーを苦しめ、その後の三代目ジムニーの乗用車ライクなエクステリアにも影響を与えたという逸話もあります。

しかし三代目パジェロ以降はラダーフレームビルトインモノコック構造への変更などにともなう本格派ユーザーの離反、さらには三菱自動車のリコール隠し問題などが重なり急速に低迷。直近の年間販売台数は数百台程にまで落ち込んでいました。

近年、いわゆるクロスオーバーSUV (スポーツ多目的自動車) ブームの一方で本物指向の本格四駆自動車も注目を集めており、ジムニー、ランドクルーザー200・プラド、ハイラックスといった歴史あるオフローダーが再び存在感を高めつつあります。その代表車種の一角であったパジェロの国内販売終了は一つの時代の終わりを印象付けるものといえるでしょう。

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