任天堂は日本国内のニンテンドーeショップのNintendo Switch (ニンテンドースイッチ) 用ダウンロードソフトにおいて、IARC汎用レーティングによる審査評価を受けたタイトルの取り扱いを開始しました。
この度配信が開始されたソフトは「inbento」「The Legend of Ninja」で、この2タイトルはともにIARC汎用レーティングによる審査を受けたものとなっています。
IARC汎用レーティング (International Age Rating Coalition) は海外におけるダウンロード用ゲームソフトのレーティング組織。北米のESRB (Entertainment Software Rating Board／エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会) や欧州のPEGI (Pan European Game Information／汎欧州ゲーム情報) といった各地域のレーティング組織が加入しており、一度IARCの審査を受けたゲームソフトはこれら各地域で発売可能となります。
なお日本のレーティング組織であるCERO (コンピュータエンターテインメントレーティング機構) は2020年 (令和2年) 9月現在IARCに加盟しておらず、これまで日本国内でゲームソフトを発売する場合はCEROの審査を受ける必要がありました。よってこの度任天堂がIARCによる審査を受けたタイトルの日本国内でのリリースを認めた事は大きな転換点となる可能性があり、Nintendo Switchにおいて海外ゲームタイトルのリリースが加速していく可能性も考えられます。
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