任天堂版プレイステーション 2020年2月にもオークションに出品へ

1990年代に任天堂とソニーが共同開発を進めていた幻の任天堂版プレイステーション (Nintendo PlayStation/プレステ) が2020年 (令和2年) 2月にもオークションに出品されることが決定しました。

幻の任天堂版プレイステーション「スーパーFXチップ」搭載を当初予定か

任天堂版プレイステーション
出品者 Terry Diebold 氏による動画

出品されるのは任天堂版プレステのプロトタイプで、2009年 (平成21年) のオークションでソニーの元幹部から同ゲーム機を75ドルで落札したというTerry Diebold氏。2015年 (平成28年) からは息子とともに任天堂版プレステを持ってゲームイベントを巡回していたものの、それらはすべて自費で行われていたことからもはや費用を負担できない状況だとのこと。勤め先の倒産、借金の返済、息子との利益分配などを考慮すると殆ど何も残らないとも語っています。

同氏はノルウェーのとある人物から120万ドル (約1億3000万円) でのオファーも受けていたものの、そちらは断っているとのことです。

出品される任天堂版プレステのプロトタイプ

今回任天堂版プレステ出品されるのはオークションサイト「Heritage Auctions」。このサイトでは2019年 (平成31年) 2月に「スーパーマリオブラザーズ」のカセットが10万ドル (約1,100万円) で落札されており、今回の任天堂版プレステの落札価格にも注目が集まりそうです。

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ign.com

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