この度任天堂のゲームソフト「MOTHER2 ギーグの逆襲」の米国版「EarthBound」のローカライズ (現地に適した翻訳・仕様変更等) 情報が収録されたフロッピーディスクの解析に成功したことが判明しました。

MOTHER2 ギーグの逆襲 は1994年 (平成6年) に任天堂が発売したゲームソフト。コピーライターの糸井重里氏、故・岩田聡元任天堂社長、宮本茂現任天堂代表取締役フェロー、星のカービィの強力タッグにより開発されたRPGとして、初代 MOTHER、続編・最終作の MOTHER3 と並んで今なお多くの人々に名作として愛され続けている名作となっております。
この度解析に成功したのはインディーゲームを開発する Carried Away Games の マーカス・リンドブロム (Marcus Lindblom) 氏が保管していたフロッピーディスク。同氏は MOTHER2 のローカライズを担当していた人物でもあり、本ディスクにはMOTHER2の米国版ローカライズに関する情報が収められているのではないかとして解析が行われました。
解析により明らかになった情報は開発段階におけるゲーム内の英語と日本語の台詞が中心。こうしたローカライズ箇所は多数に及んでおり、糸井重里氏が考案した本作の台詞を違和感なく落とし込む作業が綿密に行われていたことがうかがえます。
今回の詳細な解析内容については上記の動画で紹介されております。
(P2y.jp 第1チーム)
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