任天堂は2022年 (令和4年) 5月10日、2022年3月期 決算短信を発表しました。

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売上高は1兆6,953億円で前年度比-3.6%、営業利益は5,927億円で-7.5%、純利益は4,776億円で-0.6%でした。
Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) の販売台数は前年比-20.0%の2,306万台 (このうちNintendo Switch 有機ELモデルは580万台、Nintendo Switch Liteは370万台) を記録。発売から5年目を迎えての需要減に加え、半導体不足に伴う影響が現れたものと見られます。
一方ソフト販売は好調であり、前年比+1.8%の2億3,507万本となっております。
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京都新聞によると、任天堂の古川俊太郎社長は半導体不足の影響について「昨年は年間を通じて半導体の需給がひっ迫し、生産が計画通りできない状況だった。現在も一部の部品で不足の解消が見えていない」と苦悩する一方、有機ELモデルの発売により「一つの家庭で複数台を持ったり、初期に買ったスイッチを買い替えたりするなど購入のケースが多様化している」と、Switchの更なるロングセラーに向けた手応えも得られている様子を明らかにしております。
京都新聞
任天堂
(第1チーム/ゲーム・任天堂・リアル・インフラ・自動車・科学情報)
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