にじさんじのライバーたちが日々積み重ねてきたチャンネル登録者数は、VTuber業界全体の成長を映し出す鏡のような存在です。2018年の黎明期から活動を続ける初期メンバーから、海外展開で急成長を遂げたNIJISANJI ENのメンバーまで、その登録者数の推移には一人ひとりの努力と個性が刻まれています。
個人的にVTuber業界を追い続けてきた中で感じるのは、単純な数字の大小だけでは語れない「成長の物語」がそこにあるということです。この記事では、にじさんじ所属ライバーのチャンネル登録者数を最新データに基づいて徹底的に整理し、ランキングの背景にある要因まで掘り下げていきます。
この記事で学べること
- にじさんじ登録者数トップは葛葉の216万人で、2位と約60万人の差がある
- 100万人超えライバーは個人チャンネルだけで6名以上存在する
- 樋口楓が2026年2月に100万人を達成し、8年越しの大台突破を果たした
- NIJISANJI ENからもVox Akumaが134万人で全体4位にランクインしている
- ユニットチャンネルのROF-MAOが121万人と個人勢に匹敵する人気を持つ
にじさんじチャンネル登録者数ランキングTOP10
まず、最も多くの方が知りたいであろう最新のランキングデータから見ていきましょう。2026年3月時点でのにじさんじ所属チャンネルの登録者数上位を一覧にまとめました。
なお、ここでは公式チャンネルやユニットチャンネルも含めた総合ランキングとして整理しています。
にじさんじ登録者数ランキング(2026年3月時点)
このランキングを見ると、いくつかの特徴が浮かび上がってきます。
個人チャンネルでは葛葉が216万人で圧倒的なトップに立っています。2位の叶との差は約60万人と大きく、にじさんじの「顔」としての存在感がうかがえます。
また、公式チャンネルが181万人で個人チャンネルに次ぐ2位に位置しているのも注目すべき点です。これは組織としてのにじさんじのブランド力の高さを示しています。
個人チャンネル上位ライバーの詳細プロフィール

数字だけでは見えてこない、各ライバーの特徴や成長の背景を掘り下げてみましょう。
葛葉(216万人)
2018年3月5日にデビューした葛葉は、にじさんじの中でも最も多くのチャンネル登録者を抱えるライバーです。ゲーム配信を中心としたコンテンツが人気で、特にAPEXやVALORANTなどのFPSゲームでの実力派プレイが多くのファンを惹きつけてきました。
叶とのユニット「ChroNoiR」も117万人の登録者を持ち、個人・ユニット双方で圧倒的な人気を誇っています。ゲーム実況のスキルはもちろん、独特のキャラクター性とトーク力が長期的なファン獲得につながっていると考えられます。
叶(157万人)
2018年5月1日デビューの叶は、葛葉に次ぐ登録者数を誇ります。穏やかな声質と丁寧なコミュニケーションで知られ、ゲーム配信から雑談配信まで幅広いコンテンツを展開しています。
葛葉との「ChroNoiR」活動に加え、ソロでの活動も精力的に行っており、両方のチャンネルを合わせると実質的な影響力は非常に大きいと言えるでしょう。
月ノ美兎(約143万人)
にじさんじの「委員長」として知られる月ノ美兎は、2018年2月1日のデビューで、にじさんじ最初期のメンバーの一人です。にじさんじ黎明期からVTuber業界全体を牽引してきたパイオニア的存在で、約143万人の登録者を持ちます。
バラエティに富んだ企画力と独特の世界観を持つ配信スタイルが特徴で、VTuber文化そのものの発展に大きく貢献してきた存在です。かつてVTuber四天王と呼ばれた時代からVTuber業界を見てきた方にとって、月ノ美兎の存在はにじさんじの歴史そのものと言えるかもしれません。
NIJISANJI ENの登録者数と海外展開の影響

にじさんじの登録者数を語る上で、海外展開であるNIJISANJI ENの存在は無視できません。
Vox Akuma(134万人)
2021年12月デビューのVox Akumaは、NIJISANJI ENの中でも最も多くの登録者を抱えるライバーです。デビューからわずか数年で134万人に到達しており、その成長速度はにじさんじJPの初期メンバーと比較しても非常に速いと言えます。
英語圏のVTuberファンコミュニティにおける人気は凄まじく、ASMRコンテンツやキャラクター性の強さが海外ファンの心を掴んでいます。
Luca Kaneshiro(104万人)
同じくNIJISANJI ENのLuca Kaneshiroは104万人の登録者を持ちます。明るくエネルギッシュな配信スタイルで、ゲーム実況やコラボ配信を中心に活動しています。
NIJISANJI ENの特徴として、デビューからの成長速度がJPブランチと比較して速い傾向があります。これは英語圏のVTuber市場の拡大タイミングとうまく合致したことが大きいでしょう。ただし、すべてのENメンバーが同じペースで伸びているわけではなく、コンテンツの質と個性が成長を左右する点はJPと共通しています。
ユニットチャンネルの登録者数

にじさんじには個人チャンネルだけでなく、複数のライバーが共同で運営するユニットチャンネルも存在します。
ROF-MAOは121万人の登録者を持ち、個人チャンネルの上位ライバーに匹敵する人気を誇っています。2021年8月17日に開設されたこのチャンネルは、にじさんじ内でも屈指の人気ユニットとして成長を続けています。
ChroNoiRは葛葉と叶のユニットチャンネルで、117万人の登録者を持ちます。両名の個人チャンネルがそれぞれ200万人超・150万人超であることを考えると、ユニットとしても非常に強力なブランドを築いていると言えます。
ユニットチャンネルの存在は、にじさんじの登録者数推移を見る際にも重要な要素です。個人の数字だけでは見えない「コラボレーションの力」が、ユニットチャンネルの登録者数に反映されています。
注目の100万人達成者と成長要因の分析
樋口楓の100万人達成(2026年2月16日)
にじさんじの最新の大きなマイルストーンとして、樋口楓が2026年2月16日にチャンネル登録者数100万人を達成しました。
2018年2月のデビューから約8年をかけての大台突破です。この「8年」という数字には、彼女の着実な活動の歩みが凝縮されています。
樋口楓の成長を見ると、雑談やゲーム配信といったバラエティコンテンツに加え、Shorts動画の活用や音楽活動が登録者数の増加に大きく寄与していることがわかります。特にソロライブツアー「BREAKING」の開催が2024〜2025年にかけて行われ、その後100万人達成に至った流れは、ライブ活動がYouTubeチャンネルの成長にも波及効果をもたらすことを示す好例です。
登録者数の成長を左右する要因
にじさんじのライバーたちの登録者数を観察していると、成長を加速させるいくつかの共通要因が見えてきます。
ゲーム配信の実力と話題性は、特に男性ライバーの成長に大きく影響しています。葛葉や叶がFPSゲームの大会出場をきっかけに登録者を伸ばしたケースは典型的です。
音楽活動の展開も重要な成長ドライバーです。楽曲リリースやライブ活動は、普段の配信を見ないユーザーにもリーチできるため、新規登録者の獲得に効果的です。
コラボレーションの頻度と質も見逃せません。ユニットチャンネルの成功が示すように、ライバー同士のコラボは互いのファン層にクロスプロモーション効果をもたらします。
90万人台のライバーと今後の100万人候補
100万人の大台にはまだ届いていないものの、その目前に迫っているライバーたちにも注目しておきたいところです。
リゼ・ヘルエスタが93.5万人、戌亥とこが91.6万人と、ともに90万人台に位置しています。この2名は今後の活動次第で100万人達成が見えてくる位置にいます。
リゼ・ヘルエスタは「にじさんじのお嬢様」として親しまれ、ゲーム実況を中心とした配信で安定した人気を維持しています。戌亥とこは歌唱力に定評があり、音楽関連のコンテンツが登録者増加の原動力となっています。
この90万人台から100万人への壁は、多くのVTuberにとって非常に高いハードルです。にじさんじ内でも100万人を超えているのは限られた数のライバーのみであり、ここを突破できるかどうかは今後の活動展開に大きくかかっています。
ぶいすぽの登録者数ランキングと比較すると、にじさんじは上位層の登録者数が突出して多い一方、所属ライバーの総数も多いため、中間層の競争が激しいという特徴があります。
にじさんじの登録者数を見る際の注意点
チャンネル登録者数は重要な指標ですが、それだけでライバーの人気や影響力を正確に測ることはできません。
また、にじさんじは201以上のチャンネルを擁する大規模な組織です。今回紹介できたのはその上位層に限られており、中間層(10万〜50万人台)のライバーたちにも魅力的な配信者は数多くいます。
登録者数ランキングはリアルタイムで変動するため、最新の正確な数字は各ライバーのYouTubeチャンネルで直接確認することをおすすめします。
にじさんじの過去の出来事やメンバーの変遷を知ることで、登録者数の推移の背景にある文脈がより深く理解できるようになります。
よくある質問
にじさんじで一番チャンネル登録者数が多いのは誰ですか?
2026年3月時点で、個人チャンネルとしては葛葉が約216万人で最も多くの登録者を持っています。にじさんじ公式チャンネル(約181万人)を含めた場合でも、葛葉が全チャンネル中トップです。葛葉は2018年3月のデビュー以来、ゲーム配信を中心に着実にファンを増やし続けてきました。
にじさんじで100万人を超えているライバーは何人いますか?
個人チャンネルでは、葛葉(216万人)、叶(157万人)、月ノ美兎(約143万人)、不破湊(113万人)、そして2026年2月に達成した樋口楓を含め、少なくとも5名以上が100万人を超えています。NIJISANJI ENのVox Akuma(134万人)やLuca Kaneshiro(104万人)を加えると、さらに人数は増えます。ユニットチャンネルのROF-MAO(121万人)やChroNoiR(117万人)も100万人を超えています。
にじさんじENで最も登録者が多いのは誰ですか?
NIJISANJI ENではVox Akumaが約134万人で最多です。2021年12月のデビューから比較的短期間でこの数字に到達しており、英語圏のVTuber市場における人気の高さがうかがえます。2位はLuca Kaneshiroの約104万人です。ENブランチは日本語圏以外のファンにリーチできる強みがあり、グローバルな成長が期待されています。
登録者数の更新頻度はどのくらいですか?
YouTubeの公開登録者数はリアルタイムで変動しますが、外部の追跡サイトでは1時間ごとに更新されるものもあります。ただし、YouTube側の仕様変更により表示が丸められる(例:100万人以上は1万人単位で表示)ことがあるため、細かい数字の変動を追う場合は注意が必要です。本記事のデータは2026年3月時点の情報に基づいています。
にじさんじとホロライブの登録者数はどちらが多いですか?
両グループの比較は単純ではありません。ホロライブは所属人数がにじさんじより少ない一方、一人あたりの平均登録者数は高い傾向があります。にじさんじは201以上のチャンネルを持つ大規模組織で、上位層の登録者数はホロライブのトップ層と拮抗しています。ホロライブの人数や構成も参考にしながら、それぞれの特徴を理解するのが良いでしょう。どちらが「上」かではなく、それぞれの強みと戦略の違いとして捉えることをおすすめします。
