東洋経済オンライン にじさんじ運営 ANYCOLOR社の現状危ぶむ記事公開

東洋経済オンラインは2024年 (令和6年) 3月28日、VTuberグループ にじさんじNIJISANJI EN (新) などを運営する ANYCOLOR株式会社の現状を危ぶむ論調の記事を公開しました。

データ・集計 (マイナス)

東洋経済オンラインは「Vチューバー事務所、大盛況「フェス」で意外な明暗 (記者:高岡健太 氏)」を公開。3月16・17日開催の VTuber事務所 ホロライブプロダクション (運営:カバー株式会社) の大型イベント hololive SUPER EXPO 2024の来場者数 (チケット販売ベース) が2日間で8.6万人超と前年の約4.5万人を倍近く更新したこと。外国人来場者の多さやグッズ販売の盛況ぶりを伝えております。

一方で、同記事では ANYCOLOR社が2024年4月期第3四半期決算発表後に株価がストップ安を記録したこと。2023年 (令和5年) 12月開催の「にじさんじフェス 2024」の赤字幅が拡大したこと。そしてそれ以上の不安要素として、NIJISANJI EN (新) の低迷及び、セレン龍月 (Selen Tatsuki) さんの契約解除について「業績に与える影響は極めて軽微 (Negligible)」であるとしたIR発表に批判が相次ぎ、社長の田角陸 氏が謝罪動画を公開する事態に発展したことも報じております。

そして締めとして、好調な カバー社との時価総額の差が縮まりつつあることに加え、「苦戦する ANYCOLORを横目に、カバーはさらなる海外展開拡大に踏み切っている」として、カバー社の北米拠点の設立について触れております。

今回、経済系メディアである 東洋経済オンラインは、今月の ANYCOLOR社の株価ストップ安や NIJISANJI EN (新) の状況悪化を契機に、同社の現状を危ぶむ論調の記事公開に踏み切った可能性も考えられます。

これまで日本国内のメディアは、同社の度重なる不祥事等についても殆ど報道してきませんでしたが、同社の置かれた厳しい状況が明るみになるにつれ、潮目が変わりつつある様子もうかがえるでしょう。

※当サイトの「NIJISANJI EN (新)」表記は、かつて存在した初代「NIJISANJI EN (元 NIJISANJI IN)」との区別によるものとなります。

Vチューバー事務所、大盛況「フェス」で意外な明暗

東洋経済オンライン

(P2y.jp 管理代表者「2号さん」/バーチャル・メタバース・VTuber情報)

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