任天堂 新型Nintendo SwitchにDLSS 3.1やレイトレーシングを採用との噂

任天堂 新型Nintendo SwitchにDLSS 3.1やレイトレーシングを採用との噂

この度、任天堂が Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) の後継機種となる新型ゲーム機に NVIDIAのアップスケーリング技術「DLSS 3.1」及び レイトレーシングを採用するとの噂が浮上していることが確認されました。

Nintendo Switch ニンテンドースイッチ
Nintendo Switch
© Nintendo

VGCによりますと、任天堂は2023年 (令和5年) 8月開催のゲーム見本市 gamescom (ケルン国際ゲームショー) にて、招待された開発者向けに、来年発売される可能性のある次世代ゲーム機用に特別に準備された技術デモを披露したとのこと。デモの1つは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の改良版で、オリジナル版より高いフレームレートと解像度で動作するものであったようだとしております。

更に別のデモでは、2021年 (令和3年) に プレイステーション5 (プレステ5/PlayStation5) 及び Xbox Series Xの性能紹介のためにリリースされた、エピックゲームズ (Epic Games) の アンリアルエンジン (Unreal Engine 5) による「The Matrix Awaken」のデモが披露されていたとのこと。これは NVIDIAのAIアップスケーリング技術「DLSS (ディープラーニング スーパー サンプリング)」テクノロジーが用いられており、よりリアルな映像表現を実現する「レイトレーシング」が有効になっていたとのことです。

こうした DLSSや レイトレーシングといった技術は近年の ゲーミングPC等における高度な映像表現としてホットな話題であり、これらが 任天堂の次世代ゲーム機に採用される可能性が高まることは (現行の プレステ5 及び Xbox Series Xに並ぶ性能が与えられることをイコールとしないものの) 現行の Nintendo Switchから相当な性能面での底上げが行われる可能性をうかがわせるでしょう。

更に Universo Nintendo編集長の ‘Necro’ Felipeさんは9月8日、新型 Nintendo Switch (Nintendo Switch 2) の技術デモで披露された DLSSのバージョンは3.1であり、レイトレーシングが可能であること。搭載されるメモリー (RAM) は12GBであることを明かされております。

任天堂は Nintendo Switchの商品サイクルの長期化に挑もうとする一方で、新型ゲーム機を2024年 (令和6年) を目標に開発中であるとする噂もゲーム業界内で話題を集めております。今回の情報は、任天堂が常に新型ゲーム機の開発を手がけていること。そして機が熟せばいつでもリリース可能な状態へ移行出来る可能性が高いことを示すものであるとも考えられるでしょう。


Sources: Nintendo showed Switch 2 demos at Gamescom

VGC

(P2y.jp ゲーム・任天堂カテゴリー担当 配信記事)

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