バンジョーとカズーイの大冒険 新作は「レア社次第」 マイクロソフト フィル・スペンサー氏が語る

マイクロソフトのXbox部門代表 フィル・スペンサー氏はKotakuのインタビューで、同社の子会社であるレア社開発によるゲームソフト「バンジョーとカズーイの大冒険 (Banjo-Kazooie)」の新作やリメイクについては今後のレア社の意向次第であるとする見解を示しました。

バンジョーとカズーイの大冒険 新作は「レア社次第」 マイクロソフト フィル・スペンサー氏が語る

「バンジョーとカズーイの大冒険」シリーズはレア社開発による任天堂のNINTENDO64 (ニンテンドウ64) 及びマイクロソフトのXbox360用ソフト。バンジョーとカズーイのコンビを操ったアクションの数々が最大の特徴で、近年は「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL (スマブラSP)」への参戦やバーチャルYouTuber (VTuber) 発のネットミームなどを受けて人気が再燃しております。

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この度フィル・スペンサー氏は同シリーズのXboxプラットフォーム上での新作やリメイクの可能性については「レア社の判断に委ねられている」として、あくまでレア社の意向次第であるとする考えを明らかにしています。

スペンサー氏は「彼らが取り組みたいことに関しては、スタジオ (レア社) に任せています」「私はレア社と彼らの仕事に大きな敬意を払っています。また彼らは新しいものを作るのが好きです」として、バトルトードのような往年のタイトルから近年の新作ゲームまでに至るレア社開発のゲームにも敬意を払っています。

また同シリーズのキャラクターアーティストを務めたスティーブ・メイレス氏も過去のVGCのインタビューにて同シリーズの新作に対する十分な需要があると語ったほか、別のインタビューでは任天堂とマイクロソフトの双方に特別な繋がりを持つレア社の特異なポジションや「マインクラフト (Minecraft)」のスマブラSPへの参戦といった任天堂とマイクロソフト双方の柔軟な姿勢より、同シリーズがXboxだけでなく任天堂のゲーム機へカムバックする可能性をも全くのゼロではない旨の見方も指摘されています。

俄かに “復活” が囁かれ始めた「バンジョーとカズーイの大冒険」。その根強い人気を受けて、今後レア社が新作やリメイクに取り組む可能性は十分考えられることでしょう。

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VGC

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