6月9日、株式会社キズナアイの運営するバーチャルYouTuber (VTuber) キズナアイのYouTuber公式2チャンネル (A.I.Channel/A.I.Games) の登録者数の変動 (増減人数は複数日の変化からの推計値) が「全く同じ+909人」であったとして注目されています。
YouTubeの仕様変更に伴う現象か
今回の出来事はYouTubeの仕様変更に伴う概数表示の影響と考えられ、いわゆる登録者数の “水増し疑惑” を向けるのは適切ではないと考えられます。
キズナアイの登録者数巡る過去の出来事
キズナアイのYouTubeチャンネル登録者数を巡っては、登録者数に対する動画再生数及び生配信同時接続視聴者数 (同接数) に著しい乖離があるとしてこれまでも “水増し疑惑” が持たれたことがありましたが、それを証明する決定的な証拠は見当たらず、あくまで疑惑の域にとどまったものとなっています。
キズナアイが高い人気を集めていた2018年 (平成30年) 2月1日には「A.I.Channel」のチャンネル登録者数が144万人から120万人に大きく減少する (後に回復) 出来事がありました。キズナアイはこの出来事を「魔の2月」と形容し、表向きには「YouTube側によるシステム上の問題」であったと結論付けられていますが、この出来事以降徐々に登録者増加と動画再生数、生配信同接数が比例しなくなっていった事から一部で “水増し疑惑” が浮上する事になりました。
その後も度々不自然に見える登録者数の推移を記録していましたが、それが顕著に見られるようになったのは2019年 (平成31年/令和元年) 以降で、特にいわゆる “分裂” や “政治的発言” を巡る問題の発生時も「A.I.Channel」の登録者数が269万人付近でほぼ停滞していた点は疑いを深めるものとなりました。
なお不自然なチャンネル登録者数の変動は電脳少女シロでも確認されており、3~4月にも登録者数が70万人を割り込む推移を見せていたところ突如1,000人程の増加が (活動縮小・動画投稿休止期間中に) 度々記録されるなど、70万人を維持するための何らかの調整が疑われるような出来事が起きています。
登録者数 “水増し” 疑惑は適切ではない
しかしキズナアイ、電脳少女シロ双方ともチャンネル登録者数の疑いを裏付ける決定的証拠は今日まで浮上しておらず、こうした一連の疑いはあくまでも “疑い” の域にとどまるものとなっています。
さらにYouTubeチャンネルの登録者数の推移を巡っては2019年 (令和元年) 9月の仕様変更により「概数表示」へと移行しており、今回の出来事をきっかけにキズナアイのチャンネル登録者数に水増しの疑惑を向けるのは適切ではないと言えるでしょう。
ユーザーローカル
youtubeのチャンネル登録者表示は1000人以下切り捨てだから1000単位で増減はおかしくないし、VTuberランキングは、何日前に1000人の増減があったかで、増加人数を推定する事から増加人数の分解能が元々低いため、2つのチャンネルの増加人数の一致はおかしくない気がします。ただ、上位のVTuberだけ、増減者数の表記方法が違うので、キズナアイがこの通りではないかもしれませんが、
再生数が異常に少ないのって、VTuberの原点であるが故にVに興味もった人がほぼ確実に名前か本人を目にするからとりあえず登録しとこうとか、Vのてっぺんってだけで登録しとこうと思う人がいたりとかで増えるけど、良くも悪くも今のVではかなり個性薄いから見られてないだけだと思ってたが
分裂騒動後とか、見なくなったけど解除してないなんて人もかなりいるだろうし