Activ8は4月24日、バーチャルYouTuber (VTuber) キズナアイに関する事業を「キズナアイ (Kizuna AI) 株式会社」として5月11日に分社化・設立すると発表しました。

同社の社長にはActiv8の松本恵利子氏が、アドバイザーには声優の春日望氏が就任します。
なお同社にはいわゆる“分裂”版ボイスモデル (#版/*版/中国語版) も所属する模様であり、Activ8からの分社化という形を取るものの、これまでの“分裂”路線は変わらない見通しであると考えられます。
またオリジナル版を担当していたボイスモデルが春日望氏である事が正式に発表され、これまで表向き堅持してきた「AI」としての設定を改める事を余儀なくされた可能性もまた考えられます。
Activ8は2019年8月期決算にて最終損益が6億7500万円の赤字に、利益剰余金は7億2000万円のマイナスを記録しており、この度はキズナアイ事業継続のために分社化を図ったという可能性もまた考えられるところです。

現時点では「分社化」という発表以外はActiv8によるこれまでの運営と状況は大きく変わっていない形であると思われ、今後の取り組みが注目されるところです。
PR TIMES
コメントを書く