キズナアイ運営のActiv8 2019年8月発表の“分裂”巡る「声明」に改めて注目集まる

キズナアイ運営のActiv8 2019年8月発表の“分裂”巡る「声明」に改めて注目集まる

バーチャルYouTuber (VTuber) キズナアイのボイスモデル複数人化 (いわゆる「分裂」) が、Activ8に対し出資を行っているgumi社に起因するものである可能性が浮上したことを受け、Activ8社長の大坂武史氏が2019年 (令和元年) 8月に「bilibili (ビリビリ) 」にて発表した声明が改めて注目されています。

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Activ8 キズナアイを巡る問題に関する声明をbilibiliで発表 日本では一切の説明なし

大坂氏はいわゆるキズナアイの「分裂」へとつながった複数人のボイスモデルによる「分人」という考え方「2015年 (平成27年) 12月8日 (キズナアイが誕生する以前)」に出会ったと発表していました。

一方、ユニゾンライブ社長の宮脇元康氏は出資者であるgumi社側のコスト削減要請がキズナアイの「分裂」に影響を与えた可能性をほのめかしており、こうした説明との間に「食い違い」が生じているのではないか、更に「分人」に関する記述が事実なのかどうかとする疑念が浮上しています。

キズナアイの「分裂」“出資元”gumi社起因による可能性が浮上

なお大坂氏は上記声明をActiv8の署名付きで公式に発表していることから、仮に事実と異なる内容を含んでいるのであれば会社としての説明責任を求められる可能性もあります。

現時点ではあくまで「疑念」の域を出ない見方ではあるものの、今後の動向次第では改めてActiv8側の説明が求められる局面に至る可能性も考えられるところでしょう。

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