1月2日現在、バーチャルYouTuber (VTuber) キズナアイ 中国語版の中国の動画プラットフォーム「bilibili (ビリビリ/哔哩哔哩)」における公式チャンネル登録者数が50万人を上回っていたことが判明しました。

1月2日21時現在の登録者数は約51万7000人となっております。
キズナアイ 中国語版を巡る動き

キズナアイ 中国語版は2019年 (令和元年) 6月30日、キズナアイ生誕3周年記念イベント「A.I. Party! 2019」にて初公開。bilibiliを中心とした活動が発表されるものの、その後様々な問題が立て続けに発生することとなりました。
- 同年7月18日に京都市にて発生したアニメーション会社「京都アニメーション」に対する事件に絡め視聴者を批判する発言を行う。
- 同年10月4日、日本固有の領土である尖閣諸島を「釣魚島 (中国政府が用いる尖閣諸島の中国名)」、台湾 (中華民国) を「台湾省 (中国の一行政区)」とする地図を背景に用いた上で更に台湾を「中国台湾」、台湾語を「中国語の台湾の方言」などと呼称している動画を公開。
- 中国政府主催の見本市「ワールドインターネットカンファレンス (世界インターネット大会/WIC)」のサブフォーラムにて「ネットイース参加のキズナアイ (网易旗下的“绊爱”)」として紹介される。


2020年 (令和2年) にはキズナアイのいわゆる “分裂” 版ボイスモデル2名がキズナアイ本体から切り離される形となったものの、中国語版は1月2日現在もbilibiliを中心に活動中となっており、いわゆる “分裂” 版の試みは継続しているものと考えられます。
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