任天堂 中国子会社iQue かつてポケモンのオンラインPCゲーム化を提案か

任天堂 中国子会社iQue かつてポケモンのオンラインPCゲーム化を提案か

任天堂の中国子会社「iQue (神游科技)」が、かつてポケモンのオンラインPCゲーム化を提案していた可能性があることが分かりました。

任天堂 中国子会社iQue かつてポケモンのオンラインPCゲーム化を提案か

iQueは2002年 (平成14年) に中国・蘇州に設立された任天堂の子会社 (設立時は中国系米国人科学者・顔維群 氏との合弁) で、NINTENDO64 (ニンテンドウ64) ベースのゲーム機「iQue Player」などを中国で展開してきました。

近年任天堂で問題となっている大規模なデータ流出から明らかになった情報によりますと、2004年 (平成19年) にiQueが「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」をベースとしたオンラインPCゲーム化を任天堂に対し提案していたとのこと。これはゲームボーイ アドバンス (GBA) のみでのオフラインプレイに加え、GBAをコントローラーとしてPCでのオンラインプレイを可能としたものであったとのことです。

中国では中国共産党当局による施策・規制もあり、Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) がテンセント (騰訊) から販売されている今日に至るまでゲーム専用機が苦戦してきた市場とされてきました。よってiQueが提案したとされる「ポケモンのオンラインPCゲーム化」は当時アジア圏で特に人気を博していたオンラインPCゲームの勢いを借りて中国での成功を模索するものとして十分考えられていた可能性のあるものと言えるでしょう。

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