当サイトは、ANYCOLOR株式会社 (VTuberグループ にじさんじ・NIJISANJI EN (新) など運営) に関する一連の問題についての配信を行われている法律系 YouTubeチャンネル Legal Mindset (Andrew Esquireさん) へのインタビューを実施いたしました。その内容をお伝えいたします。
本内容は Legal Mindsetさん個人の見解に基づくものであり、当サイトはその真偽・正確性については現時点において言及いたしません。予めご了承下さい。
今回、にじさんじ及び ANYCOLOR社に関する問題に言及しようと思った理由をお教え下さい。
私がこの問題を取り上げることにしたのは、VTuberコミュニティに深く携わり、VTuber問題に関心を持つ人々から取材を依頼されたためです。そして、これを見直したとき、国際法、特に労働者の権利と国際的な労働者の潜在的搾取に関連する、深刻な国際法の問題があることが分かった為です。
これは冗談ではなく、HAHAと笑えるようなことでもなく、これは重大なことであり、ドラマでもなく、悪ふざけでもなく、どうでもいいことでもなく、極めて重要なことなのです。私は自分のプラットフォームを良く使い、良いメッセージを発信し、アメリカの弁護士の視点を加えます。
私はただの弁護士ではありません。そう、私は日本の弁護士ではなく、巨大米国企業と仕事をしてきたアメリカの弁護士なのです。公表していないこともありますが、私が法律事務所で働いていたことは知られていますし、これはとても公開された情報なので、誰でも見つけることが出来ます。
ユニバーサル・スタジオの弁護士ではありませんでしたが、私は彼らの代理人として法律事務所で働いていました。このユニバーサル・スタジオとその従業員が、アメリカでは許されないのに、なぜ日本だから許されるのか? いや、それは絶対におかしい。日本企業が欧米の従業員を雇っていて、どうやら欧米の従業員を利用し、搾取しているようです。そうでしょう? アフリカ人を搾取しているのであれば、中東人を搾取しているのであれば、ヨーロッパ人を搾取しているのであれば、それは問題でしょう。ヨーロッパはクレイジーな場所ですが、ヨーロッパ人を搾取することは出来ません。彼らは美味しいパスタを作っているのです。
キウイだってそうでしょう? オーストラリアのディジュリドゥ、東南アジアのディジュリドゥ……何処であろうと、人を搾取してはいけないのです。そして、貴方がそれをやってのけている唯一の理由、これらの企業がそれをやってのけている唯一の理由は、彼らが日本にいるからであり、労働者はそうではないからです。クールじゃないでしょう? OKじゃない。そうでしょう? 大きなプラットフォームを持つ人間として、自分のプラットフォームをポジティブなことに使いたいです。多くのこと、私達は様々な問題について話しますが、これには価値があります。また、私はオタクなのでこれを取り上げます。そして私が見たとき、そこにはワイフがいて、あなたの息子が巻き込まれました。
この問題について、率直にどうお考えでしょうか?
この問題について私が率直に思うことは、にじさんじ (ANYCOLOR社) という会社は、少なくとも、たとえ法律に違反していなかったとしても、私達は彼らが違反したのではないかと疑っているわけですが、特に欧米人の立場からすると、彼らの悪行が非難されるべきだと思いますし、このような状況を是正し、今後、日本企業が外国人労働者を搾取出来ないようにするための改正が必要だと思います。Dokibirdの件だけでなく、Sayu、つまり ランザー 罪恩 (Zaion LanZa) の件もそうです。 これはもっと大きな問題です。WACTORの件もそうです。これは にじさんじや ANYCOLOR社だけにとどまらない問題で、腐敗の可能性が非常に大きいため、是正されなければならない大きな問題だと思います。将来的にこの問題が発生する可能性は非常に高く、もし法改正でなければ、もし合意が無ければ、もし政府が「そうだ、これを取り締まるんだ」と決めなければ、問題になるでしょう。そして、日本の視聴者にとって、VTuberの存在は極めて大きい。何100万ドルも出して応援している人たちが、世界中で悪用されることを望みますか? そのタレントが利用されることを望みますか? このような不当な契約、ばかげた契約を結ばせたいですか? いや、そうではありません。恥ずべきことです。恥ずべきことだ。
何度も言いますが、私は日本を愛し、日本人を愛しています。多くの日本企業は、とても率直で、とても高潔で、正しく、とても公正に会社を運営しています。これは、悪いリンゴが存在し、彼らが法律を利用する場合、呼び出される必要があります。それを示すものではありません。しかし、このままでは、国全体にとって恥ずべきことであり、悪法の陰に隠れる国を許すことになります。そう、まさにその通りに。
一部のにじさんじ・ANYCOLOR社フォロワーの方々の好ましくない行為 (他社への誹謗中傷など) についてどう思いますか?
まず第一に、誹謗中傷や名誉棄損に関して、アメリカのルールはかなり正しいと思います。真実は明らかにされるべきだと思います。もし人々が真実でないことを言っているのであれば、ビジネス上の名誉毀損、通常の名誉毀損、誹謗中傷、名誉毀損で追及されるべきだと思います。もし事実と異なることを言っているのであれば、それは貴方自身の責任です。しかし、私は常に真実を守ります。例えば、誰かが ホロライブや フェーズコネクト (Phase Connect) の悪口を言っていたとしても、それが真実であれば、言うことは許されます。それが言論の自由であり、我々の信じる権利です。しかし、それが虚偽であれば、企業は名誉毀損で彼らを追及する権利がありますよね?
全ては問題ごとの問題です。彼らが言っていることは本当なのか、それとも嘘なのか。私もチャットを見ていますが、Nijisistersが ホロライブを中傷している、と言う人がいます。もし彼らが ホロライブを誹謗中傷しているのなら、ホロライブは彼らの後を追うべきです。特に、にじさんじの人達がそうするように指示しているのなら。もし にじさんじが、彼らのフォロワーに、彼らのMODや、彼らのコントロール下にある人々に、ホロライブを中傷するように指示しているのであるなら、それは非常に興味深いことです。そうなると ホロライブ (カバー社) は にじさんじ (ANYCOLOR社) を訴えることが出来るかもしれません。そうなると大変です。大規模になります。
繰り返しますが、私はそれを知らないですし、純粋な推測です。しかし、私はそれは間違っていると思いますし、もし ホロライブが自分たちを中傷している人たちを追いかけようと決めたのなら、彼らが虚偽のことを言っていたとしても、それは正しいことだと思います。
Dokibirdさんと Sayuさんについてどう思いますか?
画像引用元：YouTube
彼らは素晴らしい。でも、Dokiと Sayuは、2人ともとても才能のある人達なのです。Dokiはとても良いゲーマーで、信じられないくらい面白くて、彼女の笑い声は病みつきになるし、彼女のゲームプレイを見るのは病みつきになります。彼女は本当に本当に、ただ周りにいるだけで本当に楽しそうなストリーマーなのです。後で彼女の面白いクリップがあるかもしれないけど、Dokiは素晴らしいストリーマーです。
Sayuも素晴らしい。彼女は頭が良くて、とても知的なんです。私は光栄にも Sayuと話す機会があったし、舞台裏で少し話すことも出来ました。本当にクールで、本当に素晴らしくて、彼女には明るい未来が待っていると思います。どちらのストリーマーもそうだと思います。
しかし、2人について別々に話すことは重要だと思います。Sayuもそう言ってたと思うし、Dokiもそう思うだろうけど、ケースバイケースで検討されるべきだと思います。Dokiは Doki、Sayuは Sayu。そう、2人とも にじさんじに悪いことをされたのです。2人は仲良しではないように見えるが、だからといって、2人とも不当な扱いを受けたという点では問題ではなく、2人とも何らかのカタルシス、何らかの肯定的な結果を得るに値します。
画像引用元：Twitch
Sayuにとって、彼女はそれを手に入れ、自分の話をし、終わりました。そして、彼女には明るい未来が待っていると思います。彼女の配信を見てきました。彼女は本当にいい人です。彼女の前途は明るいと思います。彼女のモデルは素晴らしい、彼女のモデルは美しい、彼女のモデルの細部は見事だ。数万円のモデルのように、まったく完璧です。
そして、Dokiも明るい未来がある。でも、個々は個々であって、ひとつのユニットではありません。ただ、皆に知っておいてほしい。そして、彼らはそのように扱われるべきです。素晴らしい人達です。でも、皆がサポートしろと言うからサポートするのではありません。私が支持するのは、彼ら1人ひとりを独自に分析した結果、彼らが正しいからです。Dokibirdを独自に見れば、彼女の状況は正しかった。ザイオン (ランザー 罪恩) を独自に見れば、ザイオンは正しかった。独立してね。だから、私は独立した分析によって結論に達するのであって、一括りにして「ああ、Dokiが正しいからザイも……」と言うのではありません。独立した分析です。
ところで、私は問題に関しては常にそうするつもりです。ブラック企業という黒山のシナリオがあるからといって、自動的に にじさんじが悪いということにはなりません。とはいえ、にじさんじがやっていることはかなり一貫しているし、彼らの情報を見直すと、彼らの悪い動きという点では一致する傾向があります。ただ、言っておきます。常にケースバイケースです。
日本の皆さんにお伝えしたいことがあればお願いします
これが一番大事なことです。そして、私が言いたいことは、日本が好きだから、日本に行くのが好きだから言っているのだということを、日本の皆さんに理解してほしいということです。日本にはよく行くし、友達も沢山います。4月か5月、いつになるかはわからないけど、この2ヶ月の間に日本に行きます。日本を楽しみながら回るのは本当に面白い。素敵な国、素敵な人々、素敵な文化。もちろん、JRPGからゲーム、アニメまで、日本から生まれた多くのものを楽しんでいます。日本には強い親近感と愛情、そして尊敬の念を抱いています。
しかし、何かを愛するとき、何かを評価するとき、それが批判を超えるものであってはなりません。もし誰かが貴方の友人で、誰かが貴方の兄弟姉妹で、貴方がその人を気にかけているのなら、貴方はその人を正し、より良くする手助けができると感じるはずです。批判を受け止め、伝えることが出来ないような人は、とてもひどい友人です。もし、貴方がひどい友人だとしたら……私は、友人達が私が何か間違ったことをしていると言ってくれるのが好きだし、逆に私が彼らに同じようなフィードバックをするのも好きです。日本を愛する立場から、日本を愛する立場から、私は日本に言いたい。これは改めるべきことだと。
名誉毀損法が悪用されています。契約法が悪用されています。ハラスメントに関する法律も明らかに改正する必要があります。VTuberの時代に合わせて、これをアップデートする必要があります。法律を更新する必要があります。あなたのせいではありません。アメリカにも更新すべき法律があります。カナダもそう、メキシコもそう、他のどの国もそう、ヨーロッパもそう、完璧な国なんてないし、完璧な法律なんてない。私たちは皆、より良くなろうと努力しています。しかし、これは日本が自国の法律を見つめ、深く掘り下げ、変革に向けて突き進むための反省点、内省点であるべきです。前向きな変化として。
そして私は、それが国民のためになると信じています。このことについて語ることは公共の利益だと信じています。日本の人々のためになり、なおかつ日本の文化を尊重できるような形で法律の改善について話し合うことは、日本国民にとって本質的な公益だと思います。それが私の言いたいことです。
P2y.jp
(P2y.jp 管理代表者「2号さん」／バーチャル・メタバース・VTuber情報)
