idol社 中南米 (スペイン語圏) 向け新人VTuberをまもなく発表か

idol社 中南米 (スペイン語圏) 向け新人VTuberをまもなく発表か

idol社 (IDOL VIRTUAL TALENTS LTD/本社:イスラエル) は2024年 (令和6年) 2月2日 (日本時間)、中南米 (スペイン語圏) 向けの新人タレントの発表を予感させる X (Twitter) のポスト (ツイート) を公開しました。

idol社 スペイン語圏 (中南米など) 向け新人VTuberをまもなく発表か
画像引用元:X (Twitter)
© 2022 idol virtual talents LTD

私たちを待っていますか? (期待していますか?)

idol ES (@idol_es)

中南米の“本物の事務所”になれるか

idol社は2022年 (令和4年) 5月10日、イスラエル発のタレント5名のデビューにより VTuber業界に参入。同年11月20日には、英語圏向け新人タレント1期生「E-Sekai」の5名、2023年 (令和5年) 6月15日には2期生「Endress」5名がデビュー。このうち リン・ペンローズ (Rin Penrose) さんの YouTube公式チャンネル登録者数が50万人、ユーコ・ユウレイ (Yuko Yurei) さんの登録者数が20万人を突破されるなど躍進を続けており、8月2日にはスペイン語圏 (中南米) への進出も発表。当サイト集計の事務所・グループ別 平均チャンネル登録者数において世界22位に浮上するなど、近年勢いのある事務所・グループの一角としての存在感を急速に高めております。

更に12月28日には、株式会社Brave groupとの業務提携契約締結を発表。日本でも将来的躍進が期待される事務所・グループとして徐々に注目を集めております。

idol社は2023年8月、中南米 (スペイン語圏) の VTuber事業への進出及び、同言語圏向け新人タレントのオーディションを同年8月2~31日に開催すると発表しておりました。

一方、同地域では2023年に WACTORプロダクション、2月2日現在は OWOZUを巡る一連の問題が発生しており、これら所属タレントに対する不当な待遇等の告発から、現地では企業運営による事務所・グループそのものへの信用が失われる厳しい逆風が吹き荒れております。

よって、今回の idol社の中南米地域進出は、不幸にも OWOZU問題が重なったことで、最悪のタイミングとなってしまうことは否定出来ないでしょう。

idol社は2023年8月 (前述の WACTORプロダクションに関する問題及び、所謂「ザイオン文書」をきっかけとした NIJISANJI EN (新)・ANYCOLOR社への厳しい“ブラック企業 (Black Company) 批判”などの影響かは定かではありませんが)、同社所属タレントへの利益還元率を「75%」であると公開する異例の対応を行っております。

こうした idol社の姿勢及び現状に対して、現地 VTuber視聴者・ファンの皆様の X (Twitter) ポストからは「同社は WACTORプロダクションや OWOZUよりは信用できる。同じ過ちは繰り返さないだろう」との意見の一方、中南米における VTuber事務所・グループ運営企業そのものへの信用が失われかけている現状から「現地進出後は問題ある企業になってしまうのでは」「そうして裏切られてきた結果が今だ」という懸念の声が多いことは否定出来ません。

この度の idol社の中南米進出は、OWOZUに関する一連の問題と重なることで、企業として逆風下での船出となることは残念ながら避けられないでしょう。

しかしこうした状況下でも、少なくない現地の VTuber視聴者・ファンの皆様は「彼らは最後の希望となるでしょう」「全てがうまくいき、中南米に本物の VTuber事務所が生まれることを願います」と同社にエールを送られております。

idol社がこの逆風をはね返し、失われた企業運営による事務所・グループの信用を再構築し、中南米における本物の VTuber事務所・グループになれるかが注目されます。

Idol

公式サイト

(P2y.jp 管理代表者「2号さん」/バーチャル・メタバース・VTuber情報)

VTuberカテゴリの最新記事