Idol社 スペイン語圏 (中南米など) への進出を発表 新人VTuberオーディションも開始

Idol社は2023年 (令和5年) 8月2日 (日本時間)、スペイン語圏 (中南米など) の VTuber事業への進出及び、同言語圏向け新人タレントのオーディションを8月2~31日に開催すると発表しました。

Idol社 スペイン語圏 (中南米など) への進出を発表 新人VTuberオーディションも開始
画像引用元:X (Twitter)
© idol virtual talents

イスラエル、英語圏に続く進出

Idol社は2022年 (令和4年) 5月10日、イスラエル発のタレント5名のデビューにより VTuber業界に参入しました。

同年11月20日には、英語圏向け新人タレント1期生「E-Sekai」の5名、2023年6月15日には2期生「Endress」5名がデビュー。このうち リン・ペンローズ (Rin Penrose) さんの YouTube公式チャンネル登録者数が50万人、ユーコ・ユウレイ (Yuko Yurei) さんの登録者数が20万人を突破したことで、当サイト集計の事務所・グループ別 平均チャンネル登録者数において世界24位に浮上するなど、近年勢いのある事務所・グループの一角としての存在感を急速に高めております。

スペイン語圏の中南米 (ラテンアメリカ) の現状は

今回、Idol社が進出するスペイン語圏のうち、特に主要地域と考えられる中南米 (ラテンアメリカ) では、同地域発のタレントでは異例となる最大同時視聴者数 (同接数) 約7950人を記録された Meica (無所属) さんをはじめとする個人タレントが高い人気を集めております。

更に、現地発の事務所・グループでは OWOZUが平均チャンネル登録者数において世界2位を記録する高い支持を集めております。

こうした同地域を含むスペイン語圏は VTuber市場として有望であると目されており、業界最大手の ホロライブプロダクションを運営する カバー株式会社の 谷郷元昭社長も進出の可能性を模索している旨の見解を示されております。

一方で、2023年1月より WACTORプロダクションに関する一連の問題が同地域において大きくクローズアップされたことで、現地の一部の皆様の間で企業運営による事務所・グループに対する反感が強まっていることも事実であり、今後の進出を計画している企業にとっては事務所・グループの運営手腕が問われる地域であるとも考えられるでしょう。

これまでにイスラエル、英語圏における事業を軌道に乗せてきた Idol社。スペイン語圏でも成功を掴めるかが注目されます。

Audition

Idol Corporation

(P2y.jp 管理代表者「2号さん (仮)」/バーチャル・メタバース・VTuber情報)

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