ホロライブ ゲーム配信を巡る体制改善へ ホロスターズ 奏手イヅルが言及

バーチャルYouTuber (VTuber) 事務所「ホロライブプロダクション」の男性VTuberグループ「ホロスターズ」所属の奏手イヅルは6月9日のツイキャスでの配信にて、同事務所のゲーム配信を巡る体制が改善に向かっている事を明らかにしました。

ホロライブ ゲーム配信に関する体制改善へ ホロスターズ 奏手イズルが言及
ホロスターズ「奏手イヅル」ツイキャス公式アカウント

奏手イヅルはホロライブプロダクションの男性VTuberグループ「ホロスターズ」の一期生として2019年 (令和元年) 6月22日にデビューしたVTuberです。

今回奏手イヅルが同事務所のゲーム配信を巡る問題に言及したのは6月9日に行われたツイキャスでの配信となります。

被害者面する気は全く無い、何なら片棒担いでる。だから謝るしか無い。

今回のやつは会社もっとちゃんとしてよって気持ちも分かるけど概ね配信をやってるのは僕らだから全部会社のせいにして逃げるわけにはいかない。

カバー (ホロライブプロダクションの運営会社) にも良くない所はあったし確認とか丸投げしてた所属ライバーも問題があるから、一概に誰が悪いとかではない。

今、事務所の人達は総力を挙げていろんな所に連絡を取ってきてくれてるから出来るゲームがそのうち増えていくらしい。

カバーに入ってる所属ライバーの1人だから改善に期待するとかじゃない。一緒に改善していく流れだと思う。

法人と個人は別、(うちは) 法人だからね。

ホロライブ 任天堂ゲーム無許諾配信の代償大きく 今後の展開に打撃も

ホロライブのカバー社 任天堂ゲームタイトルの無許諾生放送配信を認め謝罪

これよりカバー社はゲーム配信の許諾を得る体制へと改善を急いでいる模様であり、仮にこの内容が事実であれば少なくとも同社は今回の問題を深刻に受け止め、改善に向けて進んでいる様子である事がうかがえます。

なお6月20日には兎田ぺこらによる「不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス」の生配信が同タイトルの開発・発売元であるスパイク・チュンソフトの許諾を得て開始されており、メジャーゲームタイトルの配信が徐々に再開されている模様です。

また任天堂ゲームタイトルの配信を巡ってはVTuberプロジェクト「ビータスクリエイション」が任天堂著作物を利用した投稿で得た収益の全額をタレントに分配することで、個人向けのガイドラインの適用が可能になったと発表しており、ホロライブプロダクションや現在任天堂と包括契約を結んでいない事業者の任天堂ゲームタイトルの配信再開に道を開くものとなる可能性も考えられます。

ビータスクリエイション
ビータスクリエイション

任天堂 生配信プレイ動画への個人向けガイドライン適用条件が新たに判明 収益全額のタレント分配で

ホロライブとにじさんじ (運営:いちから株式会社) はかねてより所属タレント同士の交流が深く、ゲームタイトルのコラボ配信も盛んです。こうしたライバル (と書いて友と読む) とのコラボによるシナジー効果はVTuber業界全体の発展に大きく寄与するものであり、一方が視聴者を吸い上げ利益を得るといったものではなく、お互いが躍進する上においても欠かせないものとなりつつあります。

今後ホロライブプロダクションのゲーム配信を巡る体制が改善へと向かい、再びにじさんじや多くのVTuber事務所・タレントとのコラボが活発となる事を期待したいところです。

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