成長際立つホロライブインドネシア 合計チャンネル登録者数もEnglishの半数に迫る

今年2022年 (令和4年) より、VTuber事務所 ホロライブプロダクションのインドネシアグループ「ホロライブインドネシア (hololive-ID)」の著しい成長が続いております。

ホロライブインドネシア (hololive-ID) 3期生
画像引用元:プレスリリース
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ホロライブインドネシアは2021年 (令和2年) 4月に1期生 アユンダ・リス (Ayunda Risu)、ムーナ・ホシノヴァ (Moona Hoshinova)、アイラニ・イオフィフティーン (Airani Iofifteen) の3名でスタート。当初は日本国内女性グループ「ホロライブ」や英語圏女性グループ「ホロライブEnglish (hololive-EN)」から離れた独自の活動が目立っておりましたが、兎田ぺこら (所属:ホロライブ) と ムーナ・ホシノヴァの偶発的コラボレーションをきっかけに認知度が拡大。同年12月の2期生 クレイジー・オリー (Kureiji Ollie)、アーニャ・メルフィッサ (Anya Melfissa)、パヴォリア・レイネ (Pavolia Reine) のデビューや、ホロライブ・ホロライブEnglishに加え日本国内男性グループ「ホロスターズ」所属タレントとのコラボレーション、更に事務所・グループの枠を超えた幅広い交流・コラボレーションなど、ホロライブプロダクションの中でも屈指の活動の幅を誇るグループへと着実に成長しておりました。

今年2022年 (令和4年) 3月には ムーナ・ホシノヴァがインドネシア発のVTuberタレントとして初のYouTube公式チャンネル登録者数100万人を達成。すぐ後に クレイジー・オリーも登録者数100万人を記録しました。

ここまではこれまでの積み重ねとしての同グループの成長の様子でしたが、3月にデビューした3期生 ベスティア・ゼータ (Vestia Zeta)、カエラ・コヴァルスキア (Kaela Kovalskia)、こぼ・かなえる (Kobo Kanaeru) がブレイクスルーを担うことになります。

こぼ・かなえるはその高い歌唱力や愛嬌で”ホロライブインドネシア版 がうる・ぐら (Gawr Gura)”的注目を集め、7月にはインドネシア発のVTuberとして史上3人目・史上最速となるチャンネル登録者数100万人をVTuber史上3番目のペースで達成。ベスティア・ゼータと カエラ・コヴァルスキアは豊富な配信量で多くの視聴者・ファンの皆さんを地道に積み重ねるなど、同グループのステージを1段、2段と引き上げました。

これらの結果、8月14日現在の ホロライブインドネシアの合計チャンネル登録者数は約715万3000人 (所属9名/1名当たり平均 約79万4778人) と、ホロライブEnglishの約1435万人 (所属10名/1名当たり平均 約143万5000人) の半数に迫る勢いで、所属タレント1名当たりのチャンネル登録者数では ホロライブの約109万6184人 (所属38名/合計 約4165万5000人) にも引けをとらない実力を備えたグループへと成長している様子がうかがえます。

なお5月付近に発生した ホロライブにおける休止者続出という緊急事態の空白を幾分カバーしたのも ホロライブインドネシアであり、特に新人の3期生にとっては大きな経験・成長の機会になったものと考えられます。

今や ホロライブインドネシアは週あたりのチャンネル登録者増加数にて ホロライブプロダクション内のトップを記録するのも珍しくなくなっており、当初静かなスタートを切った同グループは、もはや同事務所にとって無くてはならない存在へと至っていると言えるでしょう。日本のポップカルチャー人気が高まるお膝元のインドネシアだけでなく、東南アジアから台湾・韓国などの東アジア、ホロライブEnglishと同じ英語圏にも視聴者・ファンを増やしつつあり、今後の動きにますます注目が集まります。

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(第2チーム/バーチャル・メタバース・VTuber・ボカロ・初音ミク情報)

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