中日新聞 平成クロニクル「初音ミク」を特集

中日新聞 平成クロニクル「初音ミク」を特集

中日新聞は3月9日、連載中の特集記事「平成クロニクル」にて今年で12周年を迎えるクリプトン・フューチャー・メディアの音声合成ソフトウェア「ボーカロイド 初音ミク」と、それを受けた今日のVTuberを取り上げました。

「世界のミク」への成功

記事ではクリプトンの伊藤博之社長を取材。同社の設立からヤマハ開発の「ボーカロイド (VOCALOID)」の誕生、初音ミクの前にリリースされた「MEIKO (メイコ)」の予想以上の売れ行きと動画共有サイトにおいて利用されているという情報から、素人クリエーター同士が制作したものをネットで共有し楽しむという今日のCGM (消費者制作型メディア)としての使い道の可能性を感じたとのことです。

さらに同社が運営する「ピアプロ (piapro)」と二次創作を自由とする試みを取り上げ、従来のオタク文化を超えて初音ミクが世界的成功を果たした点を記事では取り上げています。

VTuberにも引き継がれた創作文化

初音ミクから9年後、バーチャルYouTuber (VTuber)の代表格「キズナアイ」が誕生、いわば「動く初音ミク」として今日VTuberが活躍しているとして、そこには初音ミクが本格的に火をつけた創作文化が引き継がれているとしています。

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