ホロライブ 任天堂ゲームタイトルの生配信プレイ動画巡る現状

【速報】ホロライブのカバー社 任天堂ゲームタイトルの無許諾生放送配信を認め謝罪


以下の記事内容は6月1日現在の情報を基にしております。
今回のカバー株式会社による発表内容と異なる箇所がございますがご了承をお願い致します。

バーチャルYouTuber (VTuber) 事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が任天堂ゲームタイトルの生配信プレイ動画を巡り、任天堂に公式に許諾を得ていないのではないかとする未確認情報が一部で拡散しています。

これを受け、6月1日現在確認可能な情報に基づいた内容を掲載します。

任天堂/ホロライブプロダクション

「あつまれ どうぶつの森」生配信は許諾済みか

4月7日公開の星街すいせいによる「あつまれ どうぶつの森」の生配信プレイ動画では、任天堂からの許諾が無ければ企業系VTuberでは不可能な収益化配信 (スーパーチャットなど) について「解禁になりましたので、ご安心下さい (再生時間3:00付近)」と明言されています。

更に同日公開の天音かなたによる「あつまれ どうぶつの森」の生配信プレイ動画についても、概要にて「収益化解禁になりました」との記載がございます。

この事から少なくとも「あつまれ どうぶつの森」に関しては任天堂からの許諾を受けているものと考えられます。また両者とも同日・同時に「収益化が解禁になった」と明言している事から、運営元であるカバー社側から所属VTuber宛に同様の内容が周知されている可能性もまた考えられます。

他ゲームタイトルへの対応は

「あつまれ どうぶつの森」は3月20日発売の新作ゲームタイトルです。これより本作の生配信プレイ動画を収益化にて行う上でカバー社が任天堂からの許諾を得ている場合、本作以前にリリースされた任天堂ゲームタイトルの生配信についても既に何らかの対応が両社の間で行われている可能性も考えられます。

仮にホロライブプロダクションによる「これまでの任天堂ゲームタイトルの収益化配信」の多くが無許諾による悪質なものであると見なされる場合、この度の「あつまれ どうぶつの森」収益化配信への許諾が得られないのみにとどまらず、任天堂がカバー社を相手に訴訟を含む何らかの懲罰的対応を行う可能性もありますが、6月1日現在、任天堂からそうした動きは見られていません。

しかし一方で上記所属VTuberによる「収益化解禁」コメントが事実であり、それまでのホロライブプロダクション所属VTuberによる任天堂ゲームタイトルの収益化配信が全て任天堂からの許諾を得ているものであるとする「100%の確証」は6月1日現在時点では存在しておらず、ファクトチェックとして完全な結論を出すには未だに情報が少ない状況である事も十分注意する必要があるでしょう。

カバー社は疑い払拭する説明を

今回の未確認情報を巡っては「にじさんじ」を運営するいちから株式会社が著作物の利用に関する包括契約を任天堂と締結したことを受け、任天堂が公開した「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」にカバー社の記述が無かった事から「ホロライブプロダクション及びカバー社は、任天堂に無許諾で収益化配信を行っているのではないか」とする “疑い” が喚起された事で拡散したとみられます。

任天堂 にじさんじのいちから社と著作物利用に関する包括契約を締結

前述の情報を冷静に勘案すれば「今現在もカバー社が任天堂に無許諾で収益化配信を行っている可能性」は高くないとも考えられるものの、情報不足により不確実な状況にあるのは変わらず、いずれにも断定は出来ないというのが現状と言えるのではないかと考えられます。

これら “疑い” を払拭するための説明がカバー社から早急になされるのを望みたいところです。

最後に

ホロライブプロダクションとにじさんじは今やVTuber業界を牽引する2つの大きな柱となっています。そして任天堂はVTuber/VR/VOCALOID関連企業などが参画するVRMコンソーシアムのオブザーバーを務めており、多様な業界からこのムーブメントを共に前進させていく一員をも担っています。

この度のにじさんじのいちから社と任天堂との包括契約締結はきわめて幸いな出来事であり、こうした連携は今後様々な企業・個人間で行われていくものと期待されます。

それだけにホロライブプロダクションを運営するカバー社が (万が一にも) 任天堂のゲームタイトル全般における包括提携までは締結していないとする場合は、ぜひとも同社と任天堂との間においても包括契約が締結され、にじさんじと同様の環境が整備されるべきではないかと考えます。

同一の環境を持って切磋琢磨し前進していける、ゲーム業界やVTuber業界といった垣根を越えたシナジー効果によるイノベーションの可能性が前進されるためにも、今回の件がいち早く明確化し、解消に向かうことを願います。

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