電脳少女シロ YouTubeチャンネル登録者数が70万人を割る

6月20日1時現在、バーチャルYouTuber (VTuber) 電脳少女シロ (所属:アップランド/.LIVE) のYouTube公式チャンネルの登録者数が70万人を下回ったことが分かりました。

なお同日時のチャンネル登録者数は約69万9000人となっています。

電脳少女シロ YouTubeチャンネル登録者数が70万人を割る

70万人 3ヶ月間の “下支え” 割り込む

電脳少女シロは2017年 (平成29年) 6月より活動を開始したVTuberで、かつてはVTuberムーブメントを牽引した “四天王” の一角として人気を博したほか、近年もテレビ朝日系列のバラエティー番組「超人女子戦士 ガリベンガーV」へのレギュラー出演を続けるなど目に見えた活動を数多く行っています。

しかし連日公開を続けている動画の再生数低迷、現行3DCGモデルのビジュアルへの不評、所属する.LIVEの姉妹グループ「アイドル部」を巡る一連の問題や運営元アップランドへの厳しい評価などが影響したこともあり、2019年 (令和元年) 後半にはYouTube公式チャンネル登録者数やTwitterフォロワー数などが減少に転換しました。

LIVE アイドル部の問題はなぜ収まらないのか

電脳少女シロ 新旧顔面比較
左:先代モデル/右:現行モデル
電脳少女シロ 2020年3月末にもYouTubeチャンネル登録者数70万人割れの可能性
電脳少女シロ YouTube公式チャンネル登録者数/Twitterフォロワー数
(画像:ユーザーローカル)

2020年 (令和2年) 3月21日にはチャンネル登録者数が約70万1000人となり近日中にも70万人を下回るとの見方が強まっていましたが、その後6月19日未明頃までの3ヶ月間は何らかの “下支え” が働いていたこともあり、辛うじて70万人台を維持する状況が続いていましたが、この度70万人の大台を割ることとなりました。

新たな世代との「逆転」に現実味

そして仮に電脳少女シロのチャンネル登録者数の傾向・推移が今後も続く場合、2017年 (平成29年) 末のVTuberムーブメント黎明期より一貫して維持されてきた、かつての “四天王” VTuber4名 (キズナアイ/輝夜月/ミライアカリ/電脳少女シロ/※「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」は引退) によるチャンネル登録者数の上位占有という見慣れた光景が初めて崩れる形となり、VTuber業界全体にとって極めて大きなインパクトと転換点を目にするものと予想されます。

白上フブキ YouTube公式チャンネル (4月19日15時現在)

6月20日1時現在、電脳少女シロの背後には白上フブキ (所属:ホロライブプロダクション/ホロライブ) が約64万8000人のチャンネル登録者数でつけています。かつての “四天王” 以外で到達していなかった「チャンネル登録者数60万人」の大台も既に突破したほか、現在も1日1000~3000人程のペースで登録者数を増加させており、早ければ7月にも史上初めて “四天王” を登録者数ベースにおいて逆転する可能性が現実味が帯びてきています。

苦境のVTuber四天王 来年への展望見通せず

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