中国 当局の規制により約1万4000社ものゲーム関連企業が倒産か

中国 当局の規制により約1万4000社ものゲーム関連企業が倒産か

この度 中国のビデオゲームライセンスを担当する当局の規制が長期化している影響により、同国内の約1万4000社ものゲーム関連企業が倒産に追い込まれている可能性があることが分かりました。

これは中国のゲームライセンスを担当する 国家新聞出版署 (National Press and Publication Administration / NPPA) が2021年 (令和3年) 7月末以降、承認済みの新たなゲームタイトル一覧を公表していないことが事実上の規制として影響しているものと考えられ、結果的にこの数ヶ月間において約1万4000社ものゲーム関連企業が閉鎖に追い込まれたと見られるものです。

この当局の規制に伴い、TikTokを運営するバイトダンス (字節跳動/BiteDance) や同国最大の検索エンジンを運営する百度 (バイドゥ/Baidu) はゲーム部門の従業員を大量に解雇している模様。一方で任天堂とNintendo Switch (ニンテンドースイッチ) の同国内における販売で業務提携を結んでいるテンセント (騰訊/Tencent) や、ネットイース (網易/NetEase) は海外市場にリソースをシフトしている模様です。

China gaming crackdown: freeze on new video game licences extends into 2022 as 14,000 gaming-related firms shut down

South China Morning Post

(第1チーム/ゲーム・任天堂・リアル・科学情報)

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